“ドラゴンショット” 伊藤竜馬について 

伊藤竜馬(いとう たつま)は三重県出身の現在30歳のテニスプレイヤーです。

ジュニア時代から国内トップで活躍し、国内を拠点に世界的なプレイヤーなりました。オリンピックにも出場。

杉田祐一とは同い年で、ジュニア時代から切磋琢磨してきました。

伊藤竜馬の魅力は、200キロのサーブ、一発のフォアハンドとパワーを武器にしているテニスです。番狂わせも多く、アルマグロ、ワウリンカなども倒したことがあり爆発力があります。

ここ最近、原因不明の試合中に起こる痙攣に悩ませれていて思うような結果が出せていませんが、キャリアハイの杉田祐一とともに世界トップの舞台で活躍してもらいたいです。



プロフィール

国籍 日本

出身国/居住国 日本(三重県)/日本

生年月日 1988年5月18日

利き腕 右利き(バックハンド両手打ち)

身長 180 cm
体重 75 kg

プロ転向 2006年

経歴

ジュニア時代

9歳からテニスを始める。早くから頭角を現し

全日本ジュニアテニス選手権12歳以下シングルスベスト4、全国中学生ジュニアシングルスで準優勝

高校は大阪のテニスの強豪長尾谷高等学校入学。

2005年(17歳)

グレード1のジャパンオープンジュニアでベスト16

2006年(18歳)

全日本ジュニアテニス選手権18歳以下シングルス、グレード1のジャパンオープンジュニアで優勝、全米オープンジュニアベスト32、世界スーパージュニアシングルスベスト4、ダブルス準優勝

6月の日本のF5、10月のF11フューチャーズでベスト8

在学中にプロ転向。

プロ

19歳

2007年(19歳)

4月の日本のF4フューチャーズでベスト4。

5月の日本のF6フューチャーズでベスト4。

7月のインドのF6、F7、F8フューチャーズでベスト8。

9月の日本のF8フューチャーズでベスト4。

10月の日本のF11フューチャーズで優勝!フューチャーズ初優勝

全日本選手権では前年度優勝の岩淵聡を6-7 6-2 7-5のフルセットで倒し、ベスト4。

世界ランキング501位

20歳

2008年(20歳)

2月のタイのF1フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算2勝目。

3月の日本のF1フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算3勝目。F2でもベスト4。

4月の韓国のF1フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算4勝目。F2でもベスト8。

5月のウクライナのフェルガナチャレンジャーでベスト16。

6月の日本のF4フューチャーズでベスト8。

7月のカナダのモンクトンチャレンジャーでベスト8。

ジャパンオープンには本戦からワイルドカードで出場。1回戦で当時世界ランキング89位のボビー・レイノルズに36 16で敗退。

10月の日本のF10フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算5勝目。

第4シードで出場した全日本選手権では決勝まで行き、決勝で第1シードの添田豪と対戦。レベルの高い試合を展開したが76 36 46の逆転で敗退し準優勝。

豊田チャレンジャーではベスト8。

フューチャーズで4つのタイトル獲得。

世界ランキング314位

21歳

2009年(21歳)

全豪オープンの予選に初出場。予選1回戦敗退。

2月のオーストラリアのF1フューチャーズでベスト8。

3月の京都チャレンジャーでチャレンジャー初のベスト4。

ニュージーランドF2フューチャーズで準優勝、F3でベスト4。

4月の韓国のF1で準優勝、F2フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算6勝目。F3でベスト8。

デビス杯ウズベキスタン戦で日本代表デビュー

5月イタリアのアレッサンドリアチャレンジャーでベスト16。

ツアーのイーストボーンで予選を突破し本戦へ。本戦1回戦敗退。

6月の日本のF6フューチャーズでベスト4。

7月の韓国のF5でベスト8、F6フューチャーズでベスト4。

全米オープンでは予選3回戦に進むも、36 26で敗退。

ジャパンオープンでは本戦1回戦で元世界ナンバー1のレイトン・ヒューイットに16 57で敗退。

第2シードで臨んだ全日本選手権ではベスト8で敗退。

11月の春川チャレンジャーでベスト8、豊田チャレンジャーで初の決勝へ。決勝で負けるが準優勝。

世界ランキング210位

22歳

2010年(22歳)

全豪オープンでは予選1回戦敗退。

3月の京都チャレンジャーではベスト8。日本のF3フューチャーズでベスト8。

4月のアメリカのタラハシーチャレンジャー2回戦で錦織圭と初対戦。64 46 36で敗れてベスト16。

5月の釜山チャレンジャーでベスト8。グアムF1フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算7勝目。

ウインブルドンでは予選2回戦敗退。

8月のブラジリアチャレンジャーでチャレンジャー初優勝!

全米オープンでは予選3回戦敗退。

9月のバンコクチャレンジャーでベスト8。

ジャパンオープンでは本戦1回戦で当時世界ランキング10位のアンディ・ロディクと対戦し46 36で敗退。

第1シードで臨んだ全日本選手権ではベスト8で敗退。

広州アジア大会では男子シングルスと団体で銅メダルを獲得。

豊田チャレンジャーでライバルの杉田祐一を倒し、優勝。チャレンジャー通算2勝目。

世界ランキング183位

23歳

2011年(23歳)

全豪オープンでは予選1回戦敗退。

1月のシンガポールチャレンジャーでベスト8、バーニーチャレンジャーでベスト4。

3月の京都チャレンジャー、広州チャレンジャーでベスト8。

4月ブラジルのレシフェチャレンジャー決勝で相手の棄権負けで優勝。チャレンジャー通算3勝目。

メキシコのレオンチャレンジャーでベスト8。

5月の釜山チャレンジャーで準決勝で当時世界ランキング51位のルーを倒し決勝へ。決勝でセラにフルセットで敗れ準優勝。

初出場の全仏オープンでは予選1回戦敗退。

ノッティンガムチャレンジャーではベスト4。

ウインブルドンでは予選1回戦敗退。

7月のグランビーチャレンジャーでベスト8。アトランタオープンではベスト16。

世界ランキング102位を記録する。

全米オープンでは本戦から出場し、1回戦で当時26位スペインのロペスに26 46 46で敗退。

ジャパンオープンでは本戦1回戦でセラに勝利し、2回戦でトミックにフルセットで敗退。

第1シードで臨んだ全日本選手権では初の決勝へ進むも、守屋 宏紀にフルセットで敗れ準優勝。

11月の豊田チャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算4勝目。

世界ランキング122位

24歳

2012年(24歳)

1月のブリスベン国際では予選を勝ち上がるが、本戦2回戦でトミックの敗れベスト16。

全豪オープンでは本戦から出場し1回戦で当時62位のスタラーチェに63 46 63 64で勝利し、グランドスラム初勝利!続く2回戦では当時81位のマチューに61 67 26 26で敗退。

ホノルルチャレンジャーでベスト4。

3月の京都チャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算5勝目。リモースキーチャレンジャーでベスト4。

世界ランキング100位をきる。

4月のタラハシーチャレンジャーでベスト4。ヒューストンオープン本戦1回戦で添田豪を倒し、2回戦進出。モナコに敗退。

台湾のチャレンジャーで準優勝。

5月の釜山チャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算6勝目。

全仏オープンでは本戦1回戦で、当時世界ランキング4位のアンディ・マレーに16 57 06で敗退。

スヘルトーヘンボスオープンでツアー初のベスト8。

ロンドンオリンピックにオリンピック初出場。結果は1回戦でラオニッチにストレートで敗退。

ウインブルドンでは本戦1回戦敗退。

全米オープンでも本戦1回戦敗退。

ジャパンオープンでは本戦1回戦で当時世界ランキング12位のアルマグロを76 76で倒す番狂わせ。結果は2回戦敗退。

モスクワオープンでベスト8。

世界ランキングはキャリアハイの60位を記録。世界基準の選手に。

第1シードで臨んだ全日本選手権では初の決勝へ進むも、杉田祐一にストレートで敗れ準優勝。

世界ランキング79位

25歳

2013年(25歳)

全豪オープン本戦でフルセットで1回戦突破。2回戦で当時35位のバグダディスに63 36 26 26で敗退。

2月のモンペリエオープンでベスト16。

その後ツアーでなかなか勝てずランキングを落とす。

4月の安寧チャレンジャーで予選から、本戦ベスト8。

5月の釜山チャレンジャーでベスト8。

全仏オープンでは予選1回戦敗退。

ウインブルドンでは予選2回戦敗退。

7月のグランビー、レキシントンチャレンジャーでベスト8。

全米オープンではカナダのダンセビッチに予選3回戦で敗退。

9月の上海チャレンジャーでベスト8。

10月の上海マスターズで予選を突破し、マスターズ初の本戦へ。1回戦で当時42位のモンフィスに36 26で敗退。

メルボルンチャレンジャーで準優勝。トララルゴンチャレンジャーでベスト8。

第3シードで臨んだ全日本選手権では、快進撃をみせた西岡 良仁をストレートで倒し全日本初優勝!

横浜、豊田チャレンジャーでベスト8。

世界ランキング155位

26歳

2014年(26歳)

全豪オープンでは予選1回戦敗退。

1月のマウイチャレンジャーでベスト4。

2月のウエストレイクチャレンジャーで準優勝。

3月の京都チャレンジャーで準優勝。

4月の深センチャレンジャーでベスト8、台湾のチャレンジャーでベスト4。

5月の韓国の金泉チャレンジャーで準優勝。

全仏オープンでは予選1回戦敗退。

ウインブルドンでは予選を突破し本戦へ。1回戦でボレッリに57 67 63 67で敗退。

6月のマンタチャレンジャーでベスト8。

7月のニューポートオープンでベスト16。

全米オープンでは予選を突破し、本戦1回戦で相手の途中棄権で2回戦へ。2回戦では当時21位のロペスに46 63 46 67で敗退。

イスタンブールチャレンジャーで準優勝。

ジャパンオープンでは本戦1回戦で当時世界ランキング4位のワウリンカを75 62で倒し大きなニュースに。2回戦ではドイツのベッカーにストレートで敗退。

11月の横浜チャレンジャーでベスト8、豊田チャレンジャーで準優勝。

世界ランキング87位

27歳

2015年(27歳)

1月のチェンナイオープンでベスト16。

全豪オープンでは本戦1回戦敗退。

香港チャレンジャーで準優勝。

2月の京都チャレンジャーでベスト4。

4月の台湾のチャレンジャーでベスト8。

全仏オープンでは本戦1回戦敗退。

6月のスヘルトーヘンボスオープンでは予選から、ベスト16。

ウインブルドンでは予選2回戦で守屋浩紀に敗退。

7月のニューポートオープン、ボゴタオープンでベスト8。

全米オープンでは予選1回戦敗退。

クアラルンプールオープン、ジャパンオープンでベスト16。

11月のホアヒンチャレンジャーでベスト4、横浜チャレンジャーでダニエル太郎に敗れベスト4、豊田チャレンジャーでベスト8。

世界ランキング119位

28歳

2016年(28歳)

全豪オープンでは予選を突破するが、本戦1回戦敗退。

2月のダラスチャレンジャーでベスト4、デルレイビーチオープンでは予選からベスト16。

3月のマイアミマスターズでは予選から初の2回戦進出。

4月のフランスのル=ゴシエチャレンジャーでベスト8、韓国の光州チャレンジャーでベスト4、台湾のチャレンジャーでベスト8。

全仏オープンでは予選1回戦敗退。

6月のスヘルトーヘンボスオープンではベスト16。

10月のホーチミンチャレンジャーでベスト8。

11月の豊田チャレンジャーで準優勝。

世界ランキング171位

29歳

2017年(29歳)

全豪オープンでは予選2回戦敗退。

1月のダラスチャレンジャーでベスト4。

2月のサンフランシスコチャレンジャーでベスト8、横浜チャレンジャーでベスト8。

4月に久しぶりの日本のF5フューチャーズに出場し、優勝!フューチャーズ通算8勝目。台湾のチャレンジャーで準優勝。

5月の釜山チャレンジャーでベスト8。

全仏オープンでは予選1回戦敗退。

ウインブルドンでは予選3回戦で36 76 76 46 68で惜しくも敗退。

7月のグランビーチャレンジャーでベスト8。

全米オープンでは予選2回戦敗退。

9月の韓国の光州チャレンジャーでベスト4。

11月の豊田チャレンジャーでベスト8、ホアヒンチャレンジャーでベスト4。

世界ランキング153位

30歳

2018年(30歳)

全豪オープンでは予選1回戦敗退。

2月の慶応チャレンジャー決勝で内山靖崇にフルセットで敗退。

3月の深センチャレンジャーでベスト4。

4月の台湾のチャレンジャー、ソウルチャレンジャーでベスト4。

更新予定。

プレースタイルと性格

性格

アルマグロやワウリンカなどの大物を倒すなど、強い相手にも臆しない性格。2016年の年末には10年付きあった恋人と結婚し子供も。

家族を得て更なる進化に期待。

プレースタイル

“ドラゴンショット”と言われる強烈な一発が武器。ヒューイットからエースも。サーブ、ストロークともに威力がある。

ショットが強打のみで単調になりがちなので、緩急や、ドロップショット、ボレーなどショットのレパートリーを増やせれば更なる高みに行ける可能性が。

おもな成績

2006年 全日本ジュニアテニス選手権18歳以下シングルス優勝、全米オープンジュニアベスト32、世界スーパージュニアシングルスベスト4、ダブルス準優勝

2007年 日本F11フューチャーズ優勝、全日本選手権ベスト4

2008年 フューチャーズ4勝、全日本選手権準優勝、豊田チャレンジャーベスト8

2009年 京都チャレンジャーベスト4、デビス杯で日本代表デビュー、豊田チャレンジャー準優勝

2010年 ブラジリアチャレンジャー優勝、広州アジア大会では男子シングルスと団体で銅メダル、豊田チャレンジャー優勝

2011年 レシフェチャレンジャー優勝、釜山チャレンジャー準優勝、全仏オープン1回戦、全米オープン1回戦、ジャパンオープン2回戦、全日本選手権準優勝、豊田チャレンジャー優勝

2012年 ブリスベン国際ベスト16、全豪オープン2回戦、京都チャレンジャーで優勝、釜山チャレンジャー優勝、スヘルトーヘンボスオープンベスト8、ロンドンオリンピック出場、全仏オープン1回戦、ウインブルドン1回戦、全米オープン1回戦、モスクワオープンベスト8

2013年 全豪オープン2回戦、上海マスターズ1回戦、メルボルンチャレンジャー準優勝、全日本選手権優勝

2014年 ウエストレイクチャレンジャー準優勝、京都チャレンジャー準優勝、金泉チャレンジャー準優勝、ウインブルドン1回戦、全米オープン2回戦、イスタンブールチャレンジャー準優勝、豊田チャレンジャー準優勝

2015年 全豪オープン1回戦、香港チャレンジャー準優勝、全仏オープン1回戦、ニューポートオープンベスト8、ボゴタオープンベスト8

2016年 全豪オープン1回戦、マイアミマスターズ2回戦、豊田チャレンジャー準優勝

2017年 台湾のチャレンジャー準優勝

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