大阪なおみは突如、日本女子テニス界に現れた期待の選手です。
ハノイの父と日本人の母の間に生まれて、身長180cmの長身で現在若干20歳です。世界ランキングは日本トップに位置しており、長身から繰り出されるサーブは200キロにも及び、他の選手を圧倒します!
これから経験を積んでいけば、本格的に世界ナンバー1やグランドスラム制覇が可能な才能が大阪なおみにはあります。
すでに世界のトップ選手シャラポワ、セレーナ、ハレプにも勝っていて、世界からも注目されています。これからのさらなる成長に期待です。
プロフィール
国籍 日本
出身国/居住国 日本(大阪)
生年月日 1997年10月16日
身長 180 cm
体重 69 kg
利き腕 右/両手バックハンド
プロ転向 2013年
経歴
大阪で生まれて、姉がテニスをやっていた影響から3歳でテニスを始める。
2001年(4歳)のときアメリカに移住。
毎日6時間の練習に励む。
ジュニアの試合にはほとんど出ず、プロツアー出場が可能になる14歳からツアー下部組織の大会に出場。
15歳
2012年(15歳)
4月に $25,000 ジャクソン、ローリーの2大会で予選2回戦敗退。
7月の$10,000 エバンズビルで2回戦敗退。
9月 $10,000 アメリア・アイランドで姉の大阪まりに敗れ、ベスト4。
10月 $10,000 ゲインズビル で2回戦敗退。
16歳
2013年(16歳)
4月の $25,000 ペラムで2回戦敗退。
5月の $25,000 エル・パソで第1シードの瀬間詠里花を2回戦で倒し、準優勝。
7月の $50,000 レキシントンで2回戦敗退。
9月 プレミア5の東レ・パンパシフィック・オープンの予選に出場。当時93位のシルビアに36 46で予選1回戦敗退。
10月の $25,000 ロックヒルで予選から本戦2回戦敗退。
11月の $25,000 モンテレイでベスト8。
プロ転向。
世界ランキング415位
プロ
17歳
2014年(17歳)
2月の $100,000 ミッドランドで予選を勝ち上がるが、本戦1回戦敗退。
3月の $25,000 イラプアトで2回戦で姉の大阪まり、準々決勝で石津幸恵を倒し、決勝へ。決勝では逆転負けで準優勝。
5月の $50,000 久留米で準々決勝で日比野菜緒にストレートで敗れベスト8。
7月に プレミアのバンク・オブ・ウエスト・クラシックに出場。予選を勝ち上がり、本戦1回戦で当時19位のサマンサ・ストーサー(2011全米オープン優勝)に4-6 7-6 7-5と190キロ以上のサーブで勝利し、世界に衝撃を与える!続く2回戦で敗退。
9月の プレミア 東レ・パンパシフィック・オープンでは予選1回戦で青山修子に敗退。
10月のインターナショナル ジャパン女子オープンで本戦2回戦敗退。
世界ランキング260位
18歳
2015年(18歳)
1月の $50,000 香港の準々決勝で桑田寛子に敗れベスト8。
2月の $100,000 ミッドランドでベスト8。
3月 $50,000 オスプレイで予選から、本戦2回戦進出。
4月 $75,000 岐阜で決勝まで進むも第1シードで当時75の中国のサイサイにフルセットで敗退し準優勝。
5月 $50,000 ソウルでベスト8。
6月 $50,000 サービトンの決勝で当時86位のロシアのディアトチェンコを7-6 6-0で下し優勝!
初出場したウインブルドンでは予選1回戦敗退。
8月のプレミアのバンク・オブ・ウエスト・クラシック予選1回戦ででクルム伊達公子と対戦。76 46 36で敗退。
全米オープンでは予選2回戦敗退。
9月のインターナショナル ジャパン女子オープンで予選を勝ち上がるも、本戦1回戦敗退。
プレミアの東レ・パンパシフィック・オープン本戦1回戦で当時40位のストリコバに57 26で敗退。
11月の125K シリーズのホアヒン・チャンピオンシップで準優勝。
$75,000 ダンロップスリクソンワールドチャレンジでベスト4。
世界ランキング144位
19歳
2016年(19歳)
1月のインターナショナル ホバート国際で予選から本戦2回戦進出。
全豪オープンでは予選を突破し、初のグランドスラム本戦へ。本戦でも1回戦でベキッチ、2回戦で当時21位のスビトリーナを倒しアザレンカとの3回戦へ。アザレンカにストレートで敗れるも、四大大会で3回戦進出!
2月のインターナショナル アビエルト・メキシカーノでベスト8。
3月のWTAプレミアマンダトリーのマイアミ・オープン本戦2回戦で当時18位のエラーニを6-1 6-3で撃破。続く3回戦はバボスに敗退。
世界ランキング100をきり95位に。
全仏オープンでは本戦から出場し、3回戦で当時6位のハレプにフルセットで負けるも、3回戦進出。
7月のインターナショナル ブラジル・テニスカップでベスト8。
全米オープン本戦1回戦で当時30位のバンダウェイに6-76-3 6-4で勝利、2回戦で中国のインインを倒し3回戦へ。3回戦では当時9位のキーズに敗れるも3回戦進出。
9月のプレミアの東レ・パンパシフィック・オープン本戦1回戦で土居美咲、2回戦で当時12位のチブルコバを倒す快進撃で決勝へ。決勝でウォズニアッキに敗れるも準優勝。
世界レベルのテニスを披露する。
10月のインターナショナル 天津オープンでクズネツォワに敗れるがベスト8。
日本勢初となるWTAアワード最優秀新人賞を受賞
世界ランキング48位
20歳
2017年(20歳)
1月のインターナショナル ASBクラッシック本戦2回戦で不戦勝ながらビーナス・ウイリアムズに勝利したが、続く3回戦で途中棄権。ベスト8。
全豪オープンでは本戦2回戦で当時9位のコンタにストレートで敗退。
2月フェドカップの日本代表に初選出。
3月のWTAプレミアマンダトリーのマイアミ・オープンで3回戦進出。
4月のプレミア ボルボ・カーズ・オープンで3回戦敗退。
全仏オープンでは本戦1回戦敗退。
ウインブルドンでは本戦2回戦で当時23位のストリコバを6-1 0-6 6-4で倒し3回戦へ。3回戦ではビーナス・ウイリアムズに67 46で敗退。
8月のプレミア5 ロジャーズ・カップで予選を勝ち上がり、本戦3回戦で当時世界ランキング1位のプリスコバ相手にフルセットに突入するが、途中棄権で敗退。
全米オープン1回戦で前年度チャンピオンの当時6位のケルバーを6-3 6-1で倒す番狂わせを起こす!トップ10選手に初勝利。3回戦でカネピに敗退。
9月のインターナショナル ジャパンウイメンズオープンでは本戦1回戦で奈良くるみにストレートで敗退。
10月のインターナショナル 香港オープン2回戦でビーナス・ウイリアムズに7-5 6-2で勝利。続く3回戦で当時21のパブリウチェンコワに敗退。
12月にサーシャ・バジンをコーチに召集(セリーナ・ウィリアムズらトップ選手のヒッティングコーチ歴任)
世界ランキング68位
21歳
2018年(21歳)
コーチを変えたことにより、フィットネスが向上し動きが格段と良くなる。
全豪オープンでは2回戦で当時19位のベスニナ、3回戦で当時17位のバーティを倒し初のグランドスラム4回戦へ。4回戦では当時世界ランキング1位のハレプに36 26で敗退。
2月のプレミア ドバイ選手権でベスト8。
3月のWTAプレミアマンダトリーBNPパリバ・オープン1回戦で当時41位マリア・シャラポワ、2回戦で当時32位ラドバンスカ、準々決勝で当時5位プリスコバ、準決勝で当時1位ハレプと強豪をなぎ倒し初のプレミアマンダトリー決勝へ。
決勝では当時19位で同い年のダリア・カサキナに6-3 6-2で勝利し、優勝!!
2018.05.21現在、世界ランキングは21位
更新予定。
プレースタイルと性格
性格
アメリカ生活が長いため、日本語はカタコトです。日本食と漫画が好きみたいです。SNSを活かして色々な選手とやり取りをしています。
ツイッターでオーストラリアのキリオスと間違えられたと呟いたとき、キリオス本人から「それは最悪だ」などのやりとりも。
世界中から特徴的なキャラクターで親しまれています。
プレースタイル
男子にも負けない200キロ近くのサーブとパワフルなストロークが武器です。
コーチを変えたことによりフットワークも改善し、ツアー優勝も果たしました。これからはツアーやトーナメントを最後まで勝ち抜く体力、相手との駆け引き、展開力など細かな所を磨いていけば間違いなく世界ナンバー1候補です。
これらは時間が解決してくれると思うので、大阪なおみには要注目です。
おもな成績
2013年 $25,000エル・パソ準優勝、東レ・パンパシフィック・オープン予選1回戦
2014年 $25,000イラプアト準優勝、バンク・オブ・ウエスト・クラシック本戦2回戦、ジャパン女子オープン本戦2回戦
2015年 $75,000岐阜準優勝、$50,000サービトン優勝、125K シリーズホアヒン・チャンピオンシップ準優勝、$75,000ダンロップスリクソンワールドチャレンジベスト4
2016年 全豪オープン3回戦、マイアミ・オープン3回戦、全仏オープン3回戦、全米オープン3回戦、東レ・パンパシフィック・オープン準優勝
2017年 全豪オープン2回戦、フェドカップの日本代表に初選出、マイアミ・オープン3回戦、全仏オープン1回戦、ウインブルドン3回戦、全米オープン3回戦
2018年 全豪オープン4回戦、BNPパリバ・オープン優勝
これからの大阪なおみの更なる活躍に期待ですね。