昨年、大阪なおみは3月のBNPパリバ・オープンで優勝し日本人としてプレミア・マンダトリー初優勝、そして全米オープンでの優勝と快進撃を続けた。
さらに女子の上位8名が参加できるWTAファイナルズには初出場。
世界ランキングは、68位から5位に上昇させて女子のトップ選手に成長。
現在は、第4シードとして全豪オープンに臨んでいる。
大阪なおみが世界ランキング1位になる日
大阪は、女子シングルス4回戦でアナスタシア・セバストワ(ラトビア)に逆転で勝利し、全豪オープンでは初のベスト8に進出。
次戦の準々決勝は、過去2勝3敗で第6シードのエリナ・スビトリナ(ウクライナ)と対戦。
スビトリナは昨年の最終戦、WTAファイナルズ優勝者。
現在のランキング
1位 シモナ・ハレプ(27歳) 6642ポイント
2位 アンゲリク・ケルバー(30歳) 5505ポイント
3位 キャロライン・ウォズニアッキ(30歳) 5436ポイント
4位 大阪なおみ(21歳) 5270ポイント
5位 スローン・スティーブンス(25歳) 5077ポイント
6位 ペトラ・クビトバ(28歳) 5000ポイント
7位 エリナ・スビトリナ(24歳) 4940ポイント
8位 カロリナ・プリスコバ(26歳) 4750ポイント
9位 キキ・ベルテンス(27歳) 4490ポイント
10位 ダリア・カサトキナ(21歳) 3415ポイント
ランキングは、1月14日
世界1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)らランキング上位3人は、4回戦までに敗退。
ハレプの世界ランキング1位脱落が決定的と状況となっている。
大坂は現状では5460ポイントで、ハレプ(5582ポイント)に肉薄する2位。さらに準々決勝で勝てば、5810ポイントとなりトップに浮上する。
ここまで勝ち上がっている4位の大阪なおみ、6位のペトラ・クビトバ、7位のエリナ・スビトリナ、8位のカロリナ・プリスコバの4選手が世界ランキング1位を争うことになる。
大阪は次のスビトリナ戦に勝利すると、3位以上が決定する。
2度のグランドスラムを制覇して、2位に上り詰めた李娜(リー・ナ)は、
「初めてナオミ・オオサカのプレーを見た時、彼女は本当に自信があり、コートの上でもとても堂々としていた。自分のプレーに集中していて、プレッシャーも感じさせずポイントを重ねていった。その才能、そして集中力にはとても印象に残った」
現在のランキング制度では男女含めて4位(大坂なおみ、伊達公子、錦織圭)が最高。
この全豪オープンの結果次第では、大阪なおみは日本人初のテニス「世界ランキング1位」の可能性が出てくる。
もし今回1位になれなかったとしても、今シーズン中になる可能性は大きい。