内山靖崇(うちやま やすたか)は、現在25歳の札幌出身のテニスプレイヤーです。
あの錦織圭が留学したIMGアカデミーに留学して練習を積んできました。身長は183cmと日本人の中では長身で、その高い打点から放たれる200キロのサーブを武器にしています。
小学生時代に参加した修造キャンプでは、非常に内気で泣いているシーンが多く流れていました。中学の時にアメリカに渡るのですが、アメリカに行ってもまれることで非常にたくましくなりました。
シングルスでもダブルスでも現在100位前後にいて、どちらもトップ100を狙える位置にいます。
ダブルスではマクラクナン勉と組んで、楽天ジャパンオープンで優勝したので日本代表としてダブルスでも期待ですね。
国籍 日本
出身/居住国 北海道/日本
生年月日 1992年8月5日
利き腕 右利き（バックハンド両手打ち）
身長 183 cm
体重 75 kg
プロ転向 2011年
7歳の小学2年生からテニスを始めます。
小学6年時に、全国選抜ジュニアＵ12、全国小学生、全日本ジュニアU12で3冠を達成。
中学1年のときに盛田ファンドを利用してアメリカのIMGアカデミーに留学します。
2006年(14歳)
グレード5のEl Paso Youthでベスト4
高校は、錦織圭と同じく青森山田に籍をおきます。
2007年(15歳)
グレード4のJalisco Junior Cupで準優勝、グレード3のコスタリカボウルでベスト8
2008年(16歳)
グレード5のBank of Bermuda、Security & General Internationalで優勝、グレード4のSt.Maarten Juniorsで準優勝
2009年(17歳)
全豪オープンジュニアでシングルスベスト16、ダブルス準優勝、グレード2のCopa Miloでベスト4、グレード1のバナナボウルでダブルス準優勝、グレード2のVIII Campeonatos Internacionalesで準優勝、大阪世界スーパージュニアでシングルスベスト4、ダブルス準優勝
日本のF8フューチャーズに出場、シングルスベスト8
2010年(18歳)
拠点をアメリカから東京に移す。
全豪オープンジュニアダブルスでベスト4、グレード2の31st Argentina Cupでシングルスベスト4、ダブルスで準優勝、グレード1の30th Asuncion Bowlでシングルスベスト8、ダブルスベスト4、全仏オープンジュニアでシングルスベスト16、グレード1のAEGON Junior Internationalでダブルス優勝、ウインブルドンジュニアでダブルスベスト8、全米オープンジュニアでシングルスベスト16、大阪世界スーパージュニアテニス選手権でシングルス、ダブルスの2冠
4月の日本のF4フューチャーズでフューチャーズ初優勝。プロでやっていく自信をつける。
10月のF9でベスト4。豊田チャレンジャーでは予選を勝ち上がり、本戦1回戦敗退。
初出場の全日本選手権では準決勝で同郷の先輩の鈴木貴男に67 67で敗退。ベスト8。
2011年(19歳)
プロ転向。
3月の京都チャレンジャーで本戦ベスト16。
5月のF1フューチャーズでベスト4。6月の日本のF5でベスト4、F8でベスト8。
9月のオーストラリアF6、F7フューチャーズでベスト4。
ジャパンオープンに予選から出場。予選1回戦で同い年のハリソンに76 26 46で敗退。
オーストラリアのF10フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算2勝目。
第11シードで臨んだ全日本選手権では準々決勝で田川 翔太に敗れてベスト8。
11月の豊田チャレンジャーでベスト8。
世界ランキング443位
2012年(20歳)
1月のドイツのF3フューチャーズでベスト8。
3月の日本のF1フューチャーズで優勝！フューチャーズ通算3勝目。F3でも準優勝。
4月の日本のF4フューチャーズで優勝！フューチャーズ通算4勝目。
世界ランキングは300位代に。
6月の日本のF6でベスト8、F7フューチャーズで準優勝。
夏場はアメリカ、アジアのチャレンジャーを転戦。
9月タイのバンコクオープンで予選3回戦で杉田祐一に負けて本戦ならず。
10月の日本のF8フューチャーズでベスト4。
第3シードで臨んだ全日本選手権では準々決勝で昨年敗れた田川 翔太に勝利、準決勝で優勝した杉田祐一に61 62で敗れてベスト4。
豊田チャレンジャーでベスト16。
ダブルスではフューチャーズ3勝。
世界ランキング402位
2013年(21歳)
1月のトルコF1フューチャーズでベスト8。
デビス杯のインドネシア戦でデビスカップ日本代表デビューする。
3月の日本のF1、F3フューチャーズでベスト4。
6月のグアムF1フューチャーズでベスト8、日本のF5フューチャーズでベスト4、F7で準優勝、F8でベスト4。
9月の上海チャレンジャーでは予選から勝ち上がり、初のベスト4。
クアラルンプールオープンでは予選3回戦敗退。
10月のオーストラリアのF9でベスト8、F10フューチャーズで準優勝。
第7シードで臨んだ全日本選手権では準々決勝で守屋 宏紀にストレートで敗退。ベスト8。
11月のタイのF4フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算5勝目。
12月のタイのF5フューチャーズでベスト4でシーズン終了。
世界ランキング283位
2014年(22歳)
1月マウイチャレンジャーのダブルスでチャレンジャー初優勝！
全豪オープンでグランドスラム初となる予選から出場。予選1回戦で杉田祐一に67 36で敗退。
2月のF1、F2フューチャーズでベスト4。
3月の中国のF2フューチャーズでベスト8。
デビス杯のワールドグループ準決勝で、当時世界ランキング40位のロソルに36 63 46で敗退。
4月の中国のF4フューチャーズでベスト4。
5月のウズベキスタンのカルシチャレンジャーでベスト8。
ウインブルドンでは予選から出場。予選2回戦敗退。
6月の日本のF8フューチャーズで西岡良仁に負けて、準優勝。
全米オープンでは予選1回戦敗退。
バンコクチャレンジャーでベスト8、上海チャレンジャーでベスト16。
第2シードで臨んだ全日本選手権では準決勝で優勝する江原 弘泰に2-6 7-6(5) 4-6で敗退。ベスト4。
タイのF10フューチャーズでベスト4、F11でベスト8でシーズン終了。
世界ランキング290位
2015年(23歳)
2月後半の京都チャレンジャーでベスト8。ダブルスでは添田豪と組んで準優勝。
3月の甲府フューチャーズで準優勝。筑波フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算6勝目。
5月スペインのF15フューチャーズで準優勝。
6月ブルガリアのF2フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算7勝目。翌週の地元で開催された札幌フューチャーズでも優勝。2週連続優勝で、フューチャーズ通算8勝目。
7月のアメリカでのグランビーチャレンジャーでベスト8、レキシントンチャレンジャーでシングルス初の決勝へ。決勝で当時96位のミルマンにフルセットで敗れて準優勝。
全米オープンでは予選1回戦敗退。
クアラルンプールオープンでは予選を勝ち上がるが、本戦1回戦敗退。
第2シードで臨んだ全日本選手権では初の決勝へ。決勝の相手は第1シードの添田豪で 7-6(6) 6-4 で勝利し、全日本選手権初優勝！
世界ランキング234位
2016年(24歳)
1月のバンコクチャレンジャーでベスト8。
全豪オープンでは予選1回戦敗退。
京都チャレンジャーでダブルス準優勝。
5月の軽井沢フューチャーズでベスト4。ダブルスでは優勝！
8月のカナダのグランビーチャレンジャーで予選を勝ち上がり、ベスト4。
9月の上海チャレンジャーでも予選を勝ち上がり、ベスト4。台湾チャレンジャーでベスト8。
10月のホーチミンチャレンジャーでベスト4。
ディフェンディンチャンピオンとして臨んだ全日本選手権は決勝まで進むが、初優勝の綿貫 陽介に敗れて準優勝。
神戸チャレンジャーでベスト8。
世界ランキング233位
2017年(25歳)
全豪オープンでは予選2回戦敗退。
2月の京都チャレンジャーでシングルス初のチャレンジャー優勝！
世界ランキングは200をきる。
全仏オープンでは予選2回戦敗退。
ウインブルドンでは予選1回戦敗退。
7月のカナダのウィニペグチャレンジャーでベスト4。グランビーチャレンジャーでベスト8。
全米オープンでは予選1回戦敗退。
9月中国のチャレンジャーでベスト8。
10月の楽天ジャパンオープンではワイルドカードで本戦から出場し、1回戦勝利！初のツアー本選勝利。2回戦で当時世界ランキング5位のチリッチに36 46で敗退。
ダブルスではマクラクナン勉と出場し快進撃を続け、ツアー決勝へ。決勝で第2シードのペア相手に64 76で勝利し、日本人ペアとしては鈴木/岩淵ペア以来12年ぶりとなる、ツアー初優勝を飾る。
続く神戸チャレンジャーでもマクラクナン勉と組み優勝。豊田チャレンジャーでダブルスベスト4。
世界ランキング221位、ダブルス125位
2018年(26歳)
1月ドイツのコブレンツチャレンジャーでベスト8。
全豪オープンでは予選1回戦敗退。
2月のチェンナイチャレンジャーでベスト8。京都チャレンジャーでダブルス準優勝。
3月の慶応チャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算2勝目。
更新予定。
修造キャンプに参加しているときは内気でよく泣くイメージがあったが、大人になってからはたくましくなって日本に。これからは好不調の波を抑えれば、上位進出も十分に可能です。
小学生の頃から長身を生かしたサーブが武器で、サーブで相手を崩してフォアハンドで決めるのが必勝パターン。プロになりボレーにを磨きがかかり昨年の楽天ジャパンオープンではマクラクナン勉と組んでツアー優勝も果たした。貴重な日本代表のダブルスとして期待の選手です。
2004年 全国選抜ジュニアＵ12、全国小学生、全日本ジュニアU12で3冠
2009年 全豪オープンジュニアでシングルスベスト16、ダブルス準優勝、グレード1のバナナボウルでダブルス準優勝、グレード2のVIII Campeonatos Internacionalesで準優勝、大阪世界スーパージュニアでシングルスベスト4、ダブルス準優勝
2010年 全豪オープンジュニアダブルスでベスト4、ウインブルドンジュニアでダブルスベスト8、全米オープンジュニアでシングルスベスト16、大阪世界スーパージュニアテニス選手権でシングルス、ダブルスの2冠、F4フューチャーズでフューチャーズ初優勝
2011年 豊田チャレンジャーでベスト8
2012年 フューチャーズで2勝、豊田チャレンジャーベスト16
2013年 デビスカップ日本代表デビュー、上海チャレンジャーベスト4、
2014年 マウイチャレンジャーダブルス優勝、
2015年 京都チャレンジャーダブルス準優勝、レキシントンチャレンジャー準優勝、全日本選手権初優勝
2016年 グランビーチャレンジャーベスト4、上海チャレンジャーベスト4、全日本選手権準優勝
2017年 京都チャレンジャー優勝、ウィニペグチャレンジャーベスト4、楽天ジャパンオープンでシングルス2回戦、ダブルス優勝、神戸チャレンジャーダブルス優勝