10月27日から中国の深圳で開催される「WTAファイナルズ」。
昨年まではシンガポールでの開催だったが、今年から深圳で開催されることに。
この大会は年間上位8人が参加できるトップ中のトップが参加できる大会。
ポイントも賞金も破格で、毎年ハイレベルな試合を披露している。
昨年は大阪なおみが、全米オープンを制し日本女子としては杉山愛以来、日本女子15年ぶりとなる「WTAファイナルズ」に出場。
その「WTAファイナルズ」の概要とは
◆期日 2019年10月27(日)~11月3日(日)。
◆場所 14年からシンガポールにあるシンガポール・インドア・スタジアムで開催されていたが、今年から10年間は中国の深セン市で開催。
◆賞金総額 昨年の700万ドル(約7億7000万円)から倍近くとなる1400万ドル(約15億7000万円)に増額される。
◆試合方式 8人が2組に分かれて1次リーグを行い、各組上位2人が準決勝に進みトーナメント方式で優勝を争う。
◆会場 深圳の都心部に1万2000人収容のスタジアムを建てると発表した。
深セン市
深圳市は中国南東に位置し、中国の本土と香港を結ぶ近代的な都市で都市部の人口は2000万人。
北京市、上海市、広州市と共に、中国本土の4大都市に数えられている。
高さ600mの超高層ビルの平安国際金融センターも存在している。
昨年の参加選手。
2位,カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
3位,アンジェリック・ケルバー(ドイツ)
4位,大坂なおみ(日本/日清食品)
5位,カロリーナ・プリスコバ(チェコ)
6位,エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)
7位,ペトラ・クビトバ(チェコ)
8位,スローン・スティーブンス(アメリカ)
10位,キキ・バーテンズ(オランダ)
世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)は椎間板ヘルニアのケガで欠場した。
昨年の組み合わせ。
■レッドグループ
[1]アンジェリック・ケルバー(ドイツ):3位
[3]大坂なおみ(日本/日清食品):4位
[5]スローン・スティーブンス(アメリカ):8位
[8]キキ・バーテンズ(オランダ):10位
■ホワイトグループ
[2]カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク):2位
[4]ペトラ・クビトバ(チェコ):7位
[6]エリナ・スビトリーナ(ウクライナ):6位
[7]カロリーナ・プリスコバ(チェコ):5位
2019年10月27(日)~11月3日(日)
10/27(日) 開会式、シングルスRR
10/28(月) シングルスRR
10/29(火) シングルスRR
10/30(水) シングルスRR
10/31(木) シングルスRR、ダブルス準々決勝
11/1(金) シングルスRR、ダブルス準々決勝
11/2(土) 準決勝
11/3(日) 決勝
2010年 キム・クライシュテルス(ベルギー) 6–3, 5–7, 6–3 キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)
2011年 ペトラ・クビトバ(チェコ) 7–5, 4–6, 6–3 ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)
2012年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ) 6-4, 6–3 マリア・シャラポワ(ロシア)
2013年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ) 2–6, 6–3, 6–0 李娜(中国)
2014年 セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ) 6–3, 6–0 シモナ・ハレプ(ルーマニア)
2015年 アグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド) 6–2, 4–6, 6–3 ペトラ・クビトバ(チェコ)
2016年 ドミニカ・チブルコバ(スロバキア) 6–3, 6–4 アンゲリク・ケルバー(ドイツ)
2017年 キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク) 6–4, 6–4 ビーナス・ウィリアムズ(アメリカ)
2018年 エリナ・スビトリナ(ウクライナ) 3–6, 6–2, 6–2 スローン・スティーブンス(アメリカ)
2015年 マルチナ・ヒンギス(スイス)、サニア・ミルザ(インド) 6–0, 6–3 ガルビネ・ムグルサ、カルラ・スアレス・ナバロ(スペイン)
2016年 エカテリーナ・マカロワ、エレーナ・ベスニナ(ロシア) 7-6(5), 6-3 ベサニー・マテック=サンズ(アメリカ)、ルーシー・サファロバ(チェコ)
2017年 ティメア・バボシュ(ハンガリー)、アンドレア・フラバーチコバ(チェコ) 4–6, 6–4, [10–5] キキ・ベルテンス(オランダ)、ヨハンナ・ラーション(スウェーデン)
2018年 ティメア・バボシュ(ハンガリー)、クリスティナ・ムラデノビッチ(フランス) 6–4, 7–5 バルボラ・クレイチコバ、カテリナ・シニアコバ(チェコ)