今月の7日に横浜アリーナで階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)を控えているWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)。
その井上尚弥が毎年熱海で行っているトレーニングの内容が過酷を極めている。
そのトレーニング内容とは…
階級 バンタム級
身長 165.2cm
リーチ 171.0cm
国籍 日本
誕生日 1993年4月10日
年齢 25歳
出身地 神奈川県座間市
スタイル 右ボクサーファイター
小学校1年で元アマチュア選手の父の下でボクシングを始める。
モンスター(怪物)の異名を持つ井上尚弥はプロデビューから16戦16勝14KOと圧倒的強さをみせ、元WBC世界ライトフライ級王者。元WBO世界スーパーフライ級王者。現WBA世界バンタム級王者。世界3階級制覇王者。
プロ転向後8戦目で2階級制覇をし国内最速記録を記録(ワシル・ロマチェンコの世界最速となるプロ7戦目での2階級制覇に次ぐ記録)
アマチュア時代にも、ボクシング史上初の高校生にして7つのタイトルを獲得するというまさにモンスター。
世界ボクシング界の年間MVP獲得。
毎年熱海で実施しているトレーニングだが、今年は特に過酷で最長114段となる階段を利用してのトレーニング。
トレーニング期間は4日。
午前中に砂浜ダッシュ。
午後3時~約2時間。
・30段のダッシュ×4本
・68段×4本
・114段×5本
・手押し車で30段×10本
・空気椅子30秒から30段のダッシュを5本
・両足でジャンプしながら68段上りを5本
・馬跳び20回から114段のダッシュを3本
・300メートルの上り坂ダッシュ3本
まさに鬼のトレーニングで肉体を鍛えぬいた。
このトレーニングについて井上は、
「(効いたのは)ふくらはぎ、もも裏、上半身。一歩ずつ上ることで体幹はかなり鍛えられている」
「ボクシングでいろんな角度でパンチが打てるようになる。今まで以上にパンチが乗ると思う。」
所属する大橋ジムの大橋秀行会長は「井上尚弥にはラスベガス進出、5階級制覇、具志堅用高さんの日本記録を超える世界王座14連続防衛、メジャー4団体統一、ボクサー初の国民栄誉賞を取らせる」と井上尚弥に対して大きな期待を寄せている。
YouTubeの動画によって世界的に井上のボクシングが評価されていて、これからの井上尚弥の世界デビューが楽しみだ。