ウインブルドンジュニアを制した望月慎太郎とは?

タイトル下



日本テニス界に新たなスターが現れた!

その名も、望月慎太郎(もちづき・しんたろう)、16歳。

今年のウインブルドンジュニアで日本人初となる男子シングルス優勝を果たした。

これは錦織も達成していない快挙で、ダブルスでは過去に錦織圭(06全仏)、中川直樹(14全米)、田島尚樹(18全仏)と優勝しているがシングルスでは初の快挙。

ウインブルドンジュニアでのマッチポイント。

決勝での相手は年上の18歳でランキング49位カルロス・ヒメノバレロ(スペイン)。

スコアは、6-3、6-2のストレートだった。

同じIMGで練習する錦織は望月に対して、

「将来が楽しみな選手。同じIMGで一緒にやっている。プレーが魅力的。パワーだけに頼らず、色んな方面からプレーできる選手」



望月慎太郎のプロフィール

平成15年(2003年)の6月2日生まれ

神奈川県川崎市出身。

身長:175cm 体重:65kg

コーチは山中夏雄氏。

3歳からテニスを始め、14年の全国小学生ベスト4に。日本テニス協会の盛田正明氏の「盛田ファンド」に合格。中学1年の13歳で錦織と同じアメリカのIMGアカデミーに留学。

好きなものは、YOUTUBE、お菓子やチョコレート。

憧れの選手は、フェデラー。

名前の「慎太郎」は父小太郎さんが石原慎太郎のファンだったことから名付けられた。

友達からの愛称は、「シンシン」。

ウインブルドでの望月の勝ち上がりは、1回戦でヴァランタン・ロワイエ(フランス)を3-6 6-3 8-6、

2回戦で予選勝者のロマン アンドレス・ブルチャガ(アルゼンチン)を7-5 7-6(3)

3回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアーサー・フェリー(イギリス)を6-3 6-3

準々決勝でアントン・マトゥセビッチ(イギリス)を6-3 6-3

準決勝では第4シードのマーティン・ダム(アメリカ)を6-1 0-6 10-8のマッチポイントをしのいでの決勝進出。

そしてこの優勝によって望月は、ジュニア世界ランキング9位から1位に。

1991年に女子の杉山愛が世界1位になった例があるが、2004年からの現行制度下では日本勢初の1位。

男子では、16年3月に綿貫陽介が2位を記録したのが最高。

望月は、優勝とジュニア1位とダブルでの快挙となった。

みんなの反応

ウインブルドン優勝後のコメントでは、

「自分はシャイ。あまりにもたくさんの人がいて、少し緊張していた。試合をしている時は、観客のことは気にしていない。自分自身のテニスに集中しているだけ」

ネットプレーが得意と言う望月の今後に期待だ。

 
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