“ライジングサン” 添田豪   日本テニス→世界へ

添田豪は、1984年9月5日生まれの現在33歳です。自己最高の世界ランキングは、シングルス47位です。

松岡修造氏が引退してから、鈴木貴男が100位近くまで行ったのですが100位を切る選手が現れず男子テニス界は暗黒時代に入ります。

そこに現れたのが、添田豪です。

テニスに派手さがないためあまり注目されませんが、錦織圭が現れるまでデ杯でも日本のエースとして活躍しました。

添田豪のすごい所は、松岡や錦織が早い時期に海外に出ていったのですが、添田は拠点を日本におき世界トップ100に入ったことです。

いままでの常識では、海外を拠点に練習したり試合をしないといと強くなれないという常識を打ち破りました。

この添田豪の成功のおかげで、日本を拠点にしても世界に行けるという思いを抱かせてくれたおかげで、他の日本のジュニアにとっては選択肢が増えたんではないでしょうか。



プロフィール

国籍 日本

出身地 神奈川県藤沢市

生年月日 1984年9月5日(33歳)

身長 178cm

体重 73kg

利き手 右

バックハンド 両手打ち

プロ転向 2003年

経歴

ジュニア時代

テニスを始めたのは早く4歳から荏原湘南テニスセンターで始めます。早くから頭角を現し199年中学3年の時に全国中学生テニス選手権大会シングルスで優勝します。

高校(藤沢翔陵高等学校)に入り、2001年トヨタジュニア優勝、高校総体でも単複優勝、世界スーパージュニアでは準優勝。

高2、高3と全日本やフューチャーズにも出て大人に混じり試合を重ねる。

テニス雑誌でも取り上げられていて、有望な若手の一人に。

プロ転向

18歳

2003年(18歳)に高校卒業してプロ転向。国内を中心に活動していく。

3月の京都チャレンジャーの本戦にワイルドカードで出場。結果は1回戦で46 36で200位の選手に敗退します。チャレンジャー初出場。

4月は国内のフューチャーズを転戦。

5月韓国のフューチャーズで勝ち上がりベスト4、7月からはアメリカに遠征してフューチャーズでベスト16、ベスト16、ベスト8の成績で帰国。

9月の柏フューチャーズではベスト4。世界ランキングは813位→612位に。200位世界ランキングを上げる。

19歳

2004年(19歳)3月の京都チャレンジャーに去年に引き続き出場。2回戦で棄権したが、チェレンジャーで初勝利を上げる。

6月のカナダのフューチャーズでベスト8、7月のアメリカのフューチャーズでベスト4。

日本に戻り柏フューチャーズで去年と同様ベスト4。

11月の全日本選手権ではシングルスベスト4、ダブルスでは準優勝する。世界ランキングは483位でシーズンを終了する。

20歳

2005年(20歳)2月のタスマニアチャレンジャー、3月の京都チャレンジャーでとものベスト16。

4月後半の日本のフューチャーズで初のフューチャーズ決勝進出。マーク・ニールセンに06 64 36のフルセットで破れて準優勝。

5月後半の日本のフューチャーズで決勝進出。決勝で敗れて準優勝。

6月後半の日本のフューチャーズで決勝進出。決勝で64 63のストレートでフューチャーズ初優勝!3度目の正直を果たします。

7月のデビス杯でデビスカップ日本代表に初選出。消化試合ながらシングルス初勝利。

8月のエクアドルでのチャレンジャーでベスト8、同月後半の日本の柏フューチャーズでベスト8。

9月のツアーのベトナムオープンでは予選を勝ち上がり、本戦初出場。1回戦で全仏オープン優勝で第1シードで当時世界ランキング10位のマリアノ・プエルタと対戦。46 76 46とフルセットの接戦で敗退。

10月のジャパンオープンにワイルドカードで出場。当時世界ランキング86位のライナー・シュットラーに46 64 26で敗退。

11月の全日本選手権では第2シードで出場で出場して決勝に進むが岩淵に2-6, 6-1, 6-7(6)のフルセットで惜しくも準優勝。涙する場面も。ダブルスも前年に引き続き準優勝。

11月後半にはスリランカに飛んで、スリランカフューチャーズ優勝。世界ランキングは330位でフィニッシュ。

21歳

2006年(21歳)2月の中国とのデビス杯ではシングルス2勝。同月後半の中国のフューチャーズでは準優勝。

3月のベトナムのホーチミンチャレンジャーではベスト8。

4月のインドでのチャレンジャー2戦は、どちらもベスト8。

日本に戻り5月のフューチャーズでは本村剛一を76 63のストレートで倒し、優勝。

続く韓国のチャレンジャーでベスト8。

7月のアメリカのアプトスで行われたチャレンジャーで初の決勝進出。決勝ではストレートで敗れるが準優勝。

8月のマンタチャレンジャーでベスト4。この頃世界ランキングは200位を切り、191位に。

9月のアジア選手権で優勝して、翌年の全豪オープン本選のワイルドカードを獲得

10月のジャパンオープンでは1回戦で当時世界ランキング103位のデルポトロに36 16で敗退。同月後半の韓国チャレンジャーでベスト8。

世界ランキング182位でこの年を終える。

22歳

2007年(22歳)1月にアジア選手権優勝で獲得したワイルドカードで全豪オープン本戦出場。初のグランドスラムデビュー。1回戦で第9シードのマリン・チリッチに46 36 26とストレートで敗退。世界との距離を感じる。

チャレンジャーで4試合連続で1回戦敗退したため、韓国のフューチャーズへ。1大会目ベスト8、2大会目準優勝、3大会目準優勝と結果を残す。

5月の韓国チャレンジャーではベスト4。

7月のウインブルドンでは予選から出場。本戦のかかった予選3回戦で75 46 61 26 26とフルセットの末敗退。

8月のエクアドルのマンタチャレンジャーで勝ち進みチャレンジャー初優勝!8月から新たに元プロテニス選手の増田健太郎をコーチに迎える。

続く全米オープンでは予選2試合勝つが3試合目でストレートで敗退し、本選を逃す。

10月の中国のフューチャーズで優勝。11月のオーストラリアブリスベンチャレンジャーで準優勝。世界ランキングは206位でシーズンを終える。

23歳

2008年(23歳)1月のアメリカのワイコラチャレンジャーでベスト8。3月の京都チャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算2勝目。

4月の韓国チャレンジャーでは決勝で当時世界ランキングは109位のルー・イェンスンが試合途中で棄権したため優勝。チャレンジャー3勝目。

5月のインドでのチャレンジャーではベスト4でルー・イェンスンに敗退、翌週の大会では決勝でまたしてもルー・イェンスンと対決。ここでは添田が63 36 64のストレートで下して優勝。チャレンジャー4勝目。世界ランキングは115位に。

ウインブルドンでは予選2回戦で敗退。

7月のカナダのバンクーバーチャレンジャーではベスト4。9月の中国オープンではツアーで初めて1回戦を突破。2回戦でフォアハンドが強烈なフェルナンド・ゴンザレスと対戦。63 67 16と接戦で敗退。

10月の韓国のチェレンジャーでベスト8。

全日本選手権では2回目の決勝に進出して、伊藤竜馬を相手に6-7(2), 6-3, 6-4のフルセットで下し、悲願の全日本選手権初優勝

11月の横浜のチャレンジャーで準優勝、豊田のチャレンジャーで優勝!チャレンジャー5勝目。世界ランキングは114位に。この年チャレンジャーで4勝してチャレンジャー年間優勝回数で最多タイ記録。

24歳

2009年(24歳)100位を目前にして意識したためか思うような結果が出ない状態に。瞬間的な世界ランキングは106位に。

3月タイのチャレンジャー2大会でベスト8。

ウインブルドンでは予選2回戦で敗退。

7月アメリカのツアーのイディアナポリスで予選を勝ち上がり本選へ。結果は本選1回戦敗退。

全米オープンでは予選1回戦敗退。

シーズン後半になり調子を取り戻し、アメリカのチャレンジャーで優勝!チャレンジャー通算6勝目。続くチャレンジャーの大会でもベスト8。

日本に戻り全日本選手権でシングルス2連覇達成。ダブルスは準優勝。

11月の横浜チャレンジャーでベスト4で世界ランキングは170位でシーズン終了。

25歳

2010年(25歳)1月に増田コーチに加え、新たなコーチとしてイタリアの元プロテニス選手ダビデ・サンギネッティと契約。

サンギネッティは自信のなかった添田に対して、『君はつねにトップ50に常にいてもおかしくない選手だ』と言い聞かせていた。

3月の京都チャレンジャーでベスト8。その後の日本のフューチャーズで2大会連続優勝と格の違いを見せる。

4月のアメリカのチャレンジャーでベスト4。同月後半のマンタチャレンジャーでは優勝、チャレンジャー通算7勝目。

5月の韓国の釜山チャレンジャーでベスト4、続く大会もベスト8、イギリスのノッティンガムチャレンジャーでは決勝まで行き準優勝。

ウインブルドンでは予選を突破し、自力では初の本戦へ。本選では当時世界ランキング164位のフィッシャーにストレート負け。

7月にアメリカのツアーのニューポートで2回戦敗退。その後のアメリカのチャレンジャーでベスト4、ベスト8。

8月後半のの全米オープンでは予選一回戦で同胞の杉田祐一に46 62 26で敗退。

9月にはタイのチャレンジャーに出場して、2大会ともベスト4。どちらもディミトロフに敗退。しかし世界ランキングは104位に上昇!

11月の豊田チャレンジャーでベスト4に入りシーズンを締めくくる。

26歳

2011年(26歳)この年は世界ランキング120位からスタート。1月の全豪オープンでは予選一回戦敗退。

1月後半のシンガポールチャレンジャーでベスト4。翌週の南アフリカのツアーで1回戦を勝ち、2回戦敗退。

3月の京都チャレンジャーでは、4回戦でドイツの選手に46 76 67で惜しくも負け、ベスト4。同月後半の中国チャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算8勝目。

5月の釜山チャレンジャーでベスト4。全仏オープンでは、予選1回戦敗退。

6月後半から始まるウインブルドンでは予選3回戦で46 64 26 46で敗退するが、本戦選手で欠場者が出たため本戦へ。本戦1回戦では、当時世界ランキング19位のツォンガにストレートで敗退。

7月の中国チャレンジャーで優勝!チャレンジャー通算9勝目。

8月後半の全米オープンでは予選を勝ち上がり自力で本選へ。本戦1回戦では、当時世界ランキング34位のケビン・アンダーソンにストレートで敗退。

9月のタイでのツアーバンコクオープンで予選を勝ち上がり本戦へ。本戦でも2回勝ち、3回戦で当時世界ランキング35位のドナルド・ヤングにストレートで敗退するが自身初のツアーベスト8。

10月の楽天ジャパンオープンでは初来日の当時世界ランキング2位のラファエル・ナダルと1回戦で対戦。真っ向勝負で戦う。結果は36 26のストレートで負けるがスコア以上の内容に、試合後ナダルはこのテニスを続けてればトップ100は間違いないと発言。

11月のイギリスのチャレンジャーでベスト8、最後の豊田チャレンジャーでベスト8。この年は世界ランキングは120位で終える。

27歳

2012年(27歳)この年からツアーにも果敢に挑戦していく。

1月の初めの大会であるインドのチェンナイオープンで予選3回戦を勝ち抜き、2回戦で当時世界ランキング36位のドディク、3回戦で当時世界ランキング17位のワウリンカを倒して4回戦へ。4回戦では当時世界ランキング9位のティプサレビッチにストレートで敗れるがツアー初のベスト4と活躍。この活躍より世界ランキングは悲願の100位を切り99位に。

全豪オープンでは、予選2回戦で敗退。

1月後半のアメリカのホノルルチャレンジャーでは優勝。チャレンジャー通算10勝目。

2月のデビス杯ワールドグループ1回戦でクロアチアと対戦。格上の当時世界ランキング55位のドディグに67 36 64 63 75フルセットの激戦を制して、日本人選手のワールドグループでの初勝利という歴史的な1勝を記録。

2月後半のシンガポールチャレンジャーでは決勝でルー・イェンスンに負けるも準優勝。3月の中国のチャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算11勝目。

4月のアメリカでのツアーのヒューストンで予選を勝ち上がるが、1回戦で伊藤竜馬に46 57で敗退。同月後半の台湾チャレンジャーでは決勝でまたも伊藤竜馬と対戦。今度は63 60で勝利し、優勝。チャレンジャー通算12勝目。

5月のワールドチームカップでは、アンディ・ロディクに75 76で勝利。

全仏オープンでは、予選1回戦で敗退。ダブルスではルー・イェンスンと組んで本選1回戦突破。

6月には世界ランキング58位でロンドンオリンピックの出場権を獲得。7月後半から始まるオリンピックに錦織圭、伊藤竜馬と共にオリンピックに出場。結果は1回戦でバグダディスに76 67 26で敗退。

6月のイギリスの芝でのツアーのクイーンズで本戦1回戦を勝利し2回戦へ。2回戦でドディクに敗退。

ウインブルドンでは、初めて本戦から出場。1回戦にストレートで勝利し、グランドスラム本選初勝利を飾る。2回戦では当時世界ランキング9位のデルポトロに26 36 61 46で敗退。

7月中旬のアトランタオープンでは、本戦3回戦で錦織圭と対戦。62 61で錦織に勝利し準決勝へ。準決勝ではミュラーに負けるも自身2度目のツアーベスト4。大会後のランキングで自己最高の47位を記録しトップ50入り。

全米オープンでは本選1回戦でアメリカの当時世界ランキング25位のフィッシュに67 67 36で敗退。

9月のバンコクオープンでは1回戦を突破するが2回戦に当時世界ランキング19位のシモンに敗退。

10月の楽天ジャパンオープンでは錦織と1回戦で対決。64 26 36のフルセットで敗退。同月中旬のストックホルムオープンでは2回戦で敗退。

世界ランキング58位でツアーを終了。

28歳

2013年(28歳)1月の去年ベスト4に入ったチェンナイオープンでまたしてもティプサレビッチに敗退してベスト8。

全豪オープンで同大会初の1回戦突破で2回戦敗退。

1月後半のアメリカのマウイチャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算13勝目。

3月のアメリカのインディアナポリスでマスターズシリーズ本戦から初出場。結果は当時世界ランキング73位のライアン・ハンソン1回戦敗退。

その後、マイアミとモンテカルロのマスターズに出場するが本戦1回戦で敗退。

全仏オープンでは本選1回戦敗退。

ランキングが下がったためウインブルドンでは予選から出場。予選を3回勝ち上がり本戦へ。本戦も1回戦を勝利するが2回戦で当時世界ランキング9位のリシャール・ガスケに06 36 765 36で敗退。

7月の中国チャレンジャーでは準優勝。

8月後半の全米オープンでは予選を勝ち上がり本戦へ。1回戦でバグダディスにストレートで敗退。

9月のバンコクオープンで予選を勝ち上がり、ベスト16。

10月の上海マスターズでは予選を勝ち上がるが、当時世界ランキング16位のアルマグロにストレートで敗退。

その後10月後半のソウルチャレンジャーでベスト8、11月の横浜チャレンジャーで惜しくも準優勝。

世界ランキングは105位でフィニッシュ。

29歳

2014年(29歳)1月の全豪オープンで当時世界ランキング4位のアンディ・マレーに16 16 36で1回戦敗退。

2月後半の中国チャレンジャー、3月の京都チャレンジャーでともにベスト4。

4月の台湾チャレンジャーでベスト4。

5月の釜山チャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算14勝目。

全仏オープンでは途中で棄権により予選1回戦で敗退。

6月後半の中国のチャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算15勝目。ウインブルドンへ。

ウインブルドンでは予選1回戦で敗退。

7月の台湾チャレンジャーでベスト8、8月のアメリカのチャレンジャーでベスト4。

全米オープンでは予選1回戦敗退。

8月後半のバンコクチャレンジャーでベスト4。9月後半のマレーシアのクアラルンプールオープンでは本戦2回戦敗退。

11月の横浜チャレンジャーでベスト4、年内最後の豊田チャレンジャーで優勝して有終の美を飾る。チャレンジャー通算16勝目。

30歳

2015年(30歳)この年は世界ランキング95位でシーズンスタート。久々のトップ100。

全仏オープンでは本戦1回戦で16 64 46 63 63のフルセットの激戦を制して2回戦へ。2回戦ではスペインの当時世界ランキング33位の36 26 67で敗退。

2月後半の京都チャレンジャーでベスト16。

4月のアメリカのツアーのヒューストンで元世界ナンバー1のレイトン・ヒューイットに46 76 63で勝利するが、続く2回戦で敗退。

4月後半の台湾チャレンジャーでベスト8、5月前半の釜山チャレンジャーでベスト8、続くソウルチャレンジャーで優勝。チャレンジャー通算17勝目。

全仏オープンでは本戦から出場し当時世界ランキング22位のコールシュレイバーにストレートで1回戦で敗退。

6月のウインブルドン前のノッティンガムオープンでは予選を勝ち上がるが、本戦1回戦敗退。

ウインブルドンでは本選1回戦で当時世界ランキング17位のアメリカのジョン・イスナーにストレートで敗退。

7月のアトランタオープンではベスト16、8月のワシントンオープンでは2回戦。

全米オープンは予選からで予選1回戦敗退。

10月の上海マスターズでは予選を突破し、本戦へ。本戦では当時世界ランキング16位のゴフィンにストレートで1回戦敗退。

11月の神戸チャレンジャーで西岡良仁に負けベスト8、横浜チャレンジャーでは決勝でダニエル太郎に64 36 36のフルセットで敗れて準優勝。

31歳

2016年(31歳)1月はタイのバンコクチャレンジャーから始まりいきなり準優勝。続くフィリピンのマニラチャレンジャーでもベスト4。

全豪オープンでは予選2回戦で敗退。

2月の京都チャレンジャーではベスト8、3月の中国のチャレンジャーでベスト8。

その後はなかなか勝てない日々が続き、全仏オープンでも予選1回戦で敗退。続くウインブルドンでも予選2回戦で敗退。

7月のアメリカのチャレンジャーではベスト4、翌週のカナダのチャレンジャーでフルセットの逆転で優勝。チャレンジャー通算18勝目。

8月後半のタイのチャレンジャーでは決勝まで進むも棄権で準優勝。

全米オープンでは予選2回戦敗退。

10月の楽天ジャパンオープンで予選を勝ち上がり本戦1回戦でベルダスコに76 36 36の逆転で敗退。

翌週のベトナムのホーチミンチャレンジャーでは決勝で惜しくも敗退で準優勝。その後は中国のチャレンジャーでベスト8、神戸チャレンジャーで韓国の新星のチョンに36 76 36のフルセットで敗れてベスト4、豊田チャレンジャーでベスト16でシーズン終了。世界ランキングは最終試合前で113位。

32歳

2017年(32歳)1月の全米オープンでは予選を勝ち上がり久々の本戦へ。本戦1回戦でモロッコの選手にストレートで敗退。

4月の台湾チャレンジャーでベスト8、5月のソウルチャレンジャーでベスト8。翌週の釜山チャレンジャーで準優勝。

ウインブルドンでは予選2回戦で敗退。8月の中国のチャレンジャーでベスト4。

全米オープンでは予選3回戦で敗退。

9月の中国のチャレンジャーでベスト4、10月のホーチミンチャレンジャーでベスト4、この年最後のタイのチャレンジャーでベスト4でシーズン終了。

33歳

2018年(33歳)世界ランキングは150位でスタート。

1月の全豪オープンでは予選3回戦で敗退。

2月の京都チャレンジャーでベスト8、慶応チャレンジャーでベスト8。

4月の台湾のチャレンジャーでベスト8。

結果は随時更新予定。

プレースタイルと性格

性格

添田豪選手はコツコツ努力を積み重ねて日本を拠点にしながら世界ランキングで47位まで上り詰めました。真面目な日本人らしい性格で内に秘めた熱い気持ちも持っています。

趣味でDJを楽しんだりと趣味も豊富です。2016年には結婚されて、結婚式には錦織圭をはじめとしたテニス関係者が出席して人望の高さもうかがえます。

プレースタイル

添田豪選手の1番の武器は安定したミスのないバックハンドなのですが、それ以上に凄いのがケガをしない丈夫な体です。スポーツ選手で1番重要と言ってもいいかもしれません。

錦織圭や松岡修造は才能はあったのですが、ケガに悩まされています。

テニスのツアーは過酷で1年のほとんどを海外を転戦してトレーニングと試合を重ねます。サッカーでも野球でもどのスポーツでも言えるのですが、才能がありながらケガによって活躍出来なかった人は数多くいます。

添田豪選手はプロに入ってから長期離脱がほとんどありません。ケガをしないことによって添田選手の真面目でコツコツ努力した結果が年々ランキングを上げ、世界的な選手に成長しました。

もちろんケガをしない筋力トレーニングを若いうちからしてきたのだと思いますが、それによってサーブやフォアハンドも強力になって武器になりました。

おもな成績

■グランドスラム大会結果
全豪オープン:2回戦(2013)、1回戦(2007)
全仏オープン:1回戦(2011/2012/2013)
ウィンブルドン:2回戦(2012/2013)、1回戦(2010/11)
全米オープン:1回戦(2011/2013)
■その他大会結果
全日本テニス選手権:優勝(2008/2009)、準優勝(2005)、ベスト8(2006/07)
全国高校総体(インターハイ):単複優勝(2001)
ダンロップ スリクソン・ワールドチャレンジ:優勝(2008/2014)

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