数多くいるテニス界の若手の中でも現在20歳で一番ランキングが高いのが、高橋悠介(ゆうすけ)選手です。
身長は高くないのですがパワーがあり、サーブ、ストロークともに強力です。
ジュニア時代からジュニアのトップとして活躍してきたのですが、2年前の2016年にプロ転向して現在世界ランキングは250位前後です。
正直これほどの活躍はイメージしていなかったのですが、ここまでの成長スピードはすごいです。
去年の2017年の全日本選手権では見事シングルスで優勝して、これからの活躍にも期待です。
国籍 日本
出身地 神奈川県
所属 三菱電機
生年月日 1997年10月17日
年齢 20歳
身長 / 体重
170cm / 67kg
利き腕 / バックハンド
右 / 両手
プロ転向 2016年
テニスは4歳から始める。高校は地元神奈川県の名門、湘南工科大学附属高等学校に。
学校の卒業生には、杉田祐一、守屋宏紀プロがいます。
2012年(15歳)グレード 5の 兵庫 International Junior Tournament 優勝。
2013年(16歳)全豪オープンジュニア予選2回戦、オランダでのグレード4の2大会でベスト4、全米オープンジュニア予選2回戦、グレード2のダンロップジャパンオープンのジュニアでベスト4。2回戦で同い年の綿貫陽介を撃破。
韓国のグレード2の大会でベスト4。
2014年(17歳)全豪オープンジュニアダブルスベスト16、グレード2のグレード2のダンロップジャパンオープンのジュニアでベスト4、
14年全日本ジュニア18歳以下、高校総体のシングルスのタイトルを獲得。
2015年(18歳)全豪オープンジュニアダブルスベスト8、タイのグレード1の大会でベスト8、全仏オープンジュニア予選1回戦、ウインブルドンジュニアダブルスベスト8。
6月のF6柏フューチャーズでベスト8、F7昭島フューチャーズでベスト16。
14年全日本ジュニア18歳以下ベスト8。
9月の楽天ジャパンオープンにワイルドカードで予選に出場。予選1回戦で当時世界ランキング147位のアメリカのラムに36 67で惜敗。
2015年(18歳)
高校を卒業してプロへ。コーチは元テニス選手の辻雄馬。
スペインなどでプロとして戦うために、練習トレーニングに明け暮れる。
2016年(19歳)
4月のF5柏フューチャーズで1歳年下の綿貫に負けるもベスト8、5月の中国のF6フューチャーズでいきなりの準優勝。
6月の日本でのF7フューチャーズでベスト4、韓国のF3でベスト8。
8月のベトナムF2フューチャーズでフューチャーズ初優勝!同月後半のタイのF2でベスト8。
9月のタイのF3フューチャーズで優勝。フューチャーズ2勝目。翌週のベトナムF4でもベスト8。
世界ランキングは500位代に。
9月後半のベトナムF6フューチャーズでベスト4。
全日本選手権では第12シードで出場。準々決勝で第2シードの内山 靖崇にストレートで敗れてベスト8。
11月の豊田チャレンジャーではチャレンジャー初のベスト8。
12月のインドネシアのF5フューチャーズで準優勝。
世界ランキングは1353→400前半まで上げる。
2017年(20歳)
3月の日本のF1フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算3勝目。翌週のF2でも準優勝、F3でベスト8。
F4で優勝。フューチャーズ通算4勝目。F5で伊藤竜馬に敗れるもベスト4。
世界ランキングは300位前半に。
5月の軽井沢フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算5勝目。
6月の日本のF7、台湾F1でともにベスト4、台湾F2で準優勝。3試合とも綿貫に連敗してしまう。
世界ランキングは200位代に突入。
7月のカナダのチャレンジャーでベスト8。後半の中国のチャレンジャーでベスト8。
9月の中国のチャレンジャーでベスト8。
10月の楽天ジャパンオープンで予選決勝で当時世界ランキング84位のカナダデ杯代表のポシュピシルに76 62のストレートで倒し、ATPツアー初の本戦へ。
本選1回戦では当時世界ランキング52位のライアン・ハリソンに46 64 46で惜しくも敗退。このレベルでも通じることを証明する。
全日本選手権に第2シードとして出場。3回戦で徳田 廉大、準々決勝で望月 勇希、準決勝で上杉 海斗を倒して第5シードの江原 弘泰との決勝へ。決勝では0-6 6-4 7-5 とパワフルなテニスで全日本初優勝!
20歳での優勝は1989年17歳で優勝した谷沢英彦、昨年の綿貫陽介(18歳)、1996年の鈴木貴男(20歳)に次ぐ4番目の年少優勝者になる。
世界ランキングは265位
2018年(21歳)
1月タイのチャレンジャー、オーストラリアのバーニーチャレンジャーでベスト8。
4月軽井沢F5フューチャーズで準優勝。
高橋悠介選手は身長170センチと世界でも小柄なんですが、サーブは200キロ近くのスピードが出せます。
リターンも良く、動きも早く、ストロークは回転のかかったボールで展開が早いです。
高いレベルにもまれて慣れてくればトップ100も狙える可能性があります。東京オリンピックも狙える年齢なので、高橋悠介選手は頑張ってもらいたいですね。
2014年 14年全日本ジュニア18歳以下、高校総体のシングルスのタイトルを獲得。
2016年 ベトナムF2フューチャーズでフューチャーズ初優勝、タイのF3フューチャーズで優勝、豊田チャレンジャーでチャレンジャー初のベスト8
2017年 カナダのチャレンジャーでベスト8、中国のチャレンジャーでベスト8、中国のチャレンジャーでベスト8、楽天ジャパンオープン本選1回戦、全日本選手権優勝
2018年 タイのチャレンジャーベスト8、バーニーチャレンジャーベスト8
同年代の綿貫陽介と切磋琢磨してもらい、高橋悠介のこれからの世界での活躍に期待です。