「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月27日~9月9日/ハードコート)男子シングルス決勝は、第6シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第3シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)の対戦となった。
国籍 セルビア
出身地 セルビア・ベオグラード
居住地 モナコ・モンテカルロ
生年月日 1987年5月22日
年齢 31歳
身長 / 体重 188cm / 80kg
利き腕 / バックハンド 右 / 両手
プロ転向 2003年
準決勝では錦織圭を下しての決勝進出。
国籍 アルゼンチン
出身地 アルゼンチン・タンディル
居住地 アルゼンチン・タンディル
生年月日 1988年9月23日
年齢 29歳 身長 / 体重 198cm / 96kg
利き腕 / バックハンド 右 / 両手
プロ転向年 2005年
デル=ポトロは準決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)と対戦。デル=ポトロの7-6 (3)、 6-2の時点でナダルが膝の故障により棄権し、決勝進出。
ジョコビッチの14勝4敗。
直近の対戦は昨年2017年5月のBNLイタリア国際(ローマ、レッドクレー、ATP1000)準々決勝で、そのときはジョコビッチが6-1、6-4で勝利していた。
ジョコビッチのサービスで試合がスタート。
ジョコビッチの4-3でむかえた第8ゲームで、ジョコビッチがブレークに成功してこのセットを6-4で先取。
ジョコビッチが第3ゲーム、デル=ポトロが第6ゲームをお互いワンブレークづつでタイブレークに突入。
ジョコビッチが7-4でタイブレークを制し、このセットを7-6でとりセットカウント2-0で勝利に王手。
ジョコビッチが第4、第8ゲームにブレークして6-3でこのセットをとり、3年ぶりの全米オープン優勝を決めた!
6-3、7-6(4)、6-3のストレートで勝利し、ジョコビッチが全米オープン男子シングルス優勝。
試合時間は3時間16分。
2015年以来3年ぶり3度目の優勝を果たした。
この勝利でジョコビッチは、P・サンプラス(アメリカ)に並ぶ歴代3位タイの四大大会14勝目。
グランドスラム優勝回数が歴代3位になったことについて聞かれたジョコビッチは、
「ピート・サンプラスは、テニスをする上で最大のレジェンドの1人。彼は子どもの頃のアイドルだった。とても尊敬している。初めて彼のテニスを見たのは、彼の最初か2度目のウィンブルドン優勝だった。あれに影響されてテニスを始めた」
「彼と肩を並べられたのは大きな意味がある。それを考えると本当に信じられない。ウィンブルドンで彼の優勝を見て、ある日自分も彼がしたことができると思いながらテニスをして育った」
敗れたデル=ポトロは、
「ノバクは速すぎた。ディフェンスは素晴らしかったし、彼のような選手を倒すことは本当に難しかった」
「今、話すのは簡単ではないけど、このような素晴らしい選手と決勝で戦えて嬉しかった。ノバクに負けたことは残念だが、僕は諦めずに戦ったよ」
とコメント。