ジョコビッチ コーチ陣 過去から現在まで

タイトル下



長年世界ナンバー1としてテニス界に君臨してきたジョコビッチ。

しかし、近年は不調に苦しんでいてコーチ陣をなんども変えるという迷走をしています。

昨年まで長年ジョコビッチのコーチを務めてきたバイダ氏とコーチを解消する事態にもなりました。 そんなジョコビッチのコーチを過去から今までまとめてみました。

マリアン・バイダ

2006年6月から2017年5月まで苦楽を共にしてきたコーチ。

バイダとは長期契約は特に結んでいなく、ジョコビッチの悩みなどを聞き、解消する仲。

ジョコビッチは、バイダについて

「彼はどちらかと言えば兄、父のような存在だ。プロとしての生活でも、プライベートでも、多くのことを共有できる人なんだ」とジョコビッチは言った。 「彼はいつも、僕のためにそこにいてくれる。僕のことを隅から隅まで知っている。彼は、僕が可能な限り高いプレーレベルに戻るためには何が必要なのか、を知っているんだ」

ボリス・ベッカー

2014年からは、テニス界のレジェンドであるボリス・ベッカーを招集。

ベッカーをコーチに迎えるきっかけは、バイダがさらにジョコビッチが進化するためには、自分以外にもヘッドコーチが必要と感じたから。

ベッカー氏は選手時代、強烈なサーブ「ブンブンサーブ」を武器にシングルスで4大大会6勝を含む49勝、ダブルスで15勝を挙げたスター選手。

ジョコビッチは、ベッカーに対して

「彼は本物のレジェンド。テニスのことについても本当に多くの知識を持っているし、グランドスラムやその他多くの大会で勝つためには彼の経験が大きな助けになると思う」「それに、ベッカーは人間としても素晴らしい人物で、僕のチームにも素晴らしい影響をもたらしてくれると思う」

ベッカーとは3シーズン過ごし、この期間にグランドスラムで9度決勝に進出し、6度優勝するなどジョコビッチの全盛期に貢献。

この期間にジョコビッチは、生涯グランドスラム(テニスキャリアにおいて4つのグランドスラムのすべてで優勝すること)達成。

契約解消時、ジョコビッチは

「双方が合意のもと、協力関係を終わらせることに決めた」と述べた。 「ともに働き始めたときのゴールは完全に達成された。協力、チームワーク、献身、コミットメントについて、彼にお礼を言いたい」

とコメント。

2017年5月ジョコビッチは、長年チームを共にしたマリアン・バイダ、フィットネス・コーチのゲバルド・フィルグリッチ、フィジオセラピストのミルヤン・アマノビッチと互いに合意し合った上で「長く成功に満ちたパートナーシップ」に終止符を打つことに。

アンドレ・アガシ

2017年の全仏オープンから、新しくパートタイムコーチとしてサポート。

最初はアガシのコメントに対してジョコビッチがお礼をするつもりで電話したが、長電話の中でお互いウマが合いコーチを依頼する形に。

ジョコビッチは、アガシに対して

「彼は僕に刺激を与えてくれる。僕には今、それが必要なんだ。彼は僕に、これから何が必要かをわかっているんだよ。彼は僕のようにグランドスラムで戦い、世界ナンバーワンになり、多くの困難を乗り越えてきた選手だったから。僕たちはうまくやっていけると思う。これは僕が彼から学び、成長することができる素晴らしい機会だ。彼がここにいてくれることは刺激になるよ」

とコメント。

ラデク・ステパネク

アガシと時を同じくして、2017年11月からコーチになったステパネク。

1996年にプロデビューし2017年に引退。成績は、ATPツアーでシングルス5勝、ダブルス18勝。

「僕はいつも彼の決断力、情熱、スポーツを愛する気持ちに感心しています。彼は多くの経験と知識を持っていて、長年の間、高いレベルのプレーをしてきました。僕は彼と力を合わせられるのがとても嬉しいし、僕を支えてくれる新しいチームと一緒に戦うのが待ちきれないよ」

とジョコビッチのコメント。

2018年4月、コーチに迎えていたアンドレ・アガシ(アメリカ)とは1年未満で、ラデク・ステパネク(チェコ)とは半年未満で、関係を解消すると発表。

マリアン・バイダ

2018年4月から長年コーチを務めていたマリアン・バイダと再びタッグを組むことに。

名コンビで復活を狙う。

今年のウインブルドンで3年ぶり4度目のウインブルドン優勝を果たしたジョコビッチ。これから輝きを取り戻せるか注目です。

2018年 ウインブルドン男子決勝 ジョコビッチ優勝!

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