松岡修造と言えば現役時代もさることながら、引退した後もスポーツ番組などでその熱さを披露しています。
現役時代もケガが多く順風満帆とは言えないテニス人生の中で、持ち前のポジティブさで困難な状況を打破してきました。
その熱い言葉は”日めくりまいにち修造!”にもたっぷり詰められています。
このまいにち修造!の熱い言葉の中から、仕事や日常に役立つ言葉を独自の解説も入れながらまとめてみました。
日常編
01 「できる、できない」を決めるのは自分だ
他人は自分がしてきた努力や頑張りを100%知っている訳ではないので、「無理だ」「諦めたほうがいい」と言ってきてそれに対して「諦める」と決断するのは他人ではなく、自分です。
松岡修造氏の言葉をかりるなら、自分のことを一番分かっているのは自分だ!自分の心を信じてみよう。
02 考えろ!考えるな!
一瞬どういうこと?となったのだが、松岡修造氏が言うには自分で変えられることは考える、自分で変えられないことは考えない。
人の性格や天気など自分ではどうしようもないことは考えない。本当に必要なことだけを考えることで、迷わず進んでいける。
05 自分を持ちたいなら、サバになれ!
最初どういうこと?(笑)となったのだが、松岡修造氏いわくサバは周りを気にせず常にサバサバしていて「自分を持っている」
自分を持つことができれば、周りの声や視線など気にならず自分らしくいれる。
06 わがままではなく、あるがままに
自分の思いだけを押し通すのが「わがまま」。自分の思いを相手に伝え、相手の思いもきちんと尊重する。あるがままに生きることが、良い人間関係につながる。
11 自分の心の声に聞いてごらん
悩んだり、迷ったりした時は「なぜ?どうして?」と自分の心に質問攻めして心に耳を澄ませてみよう。そうすることで間違いなく納得できる答えが見つかる。
14 昇ってこいよ!君は太陽だから!
君が沈んでいるのは何かにチャレンジして、壁にぶつかっているからだろ?君はかならず起き上がることができる。なぜなら君は太陽だから!
20 性格は変えられない。でも、心は変えられる
言葉を前向きに変えていけば、心のあり方も必ず変えられる。
22 僕は春夏秋冬、いつも紅葉している
自然の紅葉は一年に一度しか輝かないが、ポジティブな言葉で自分を前向きにしているから常に紅葉している。失敗を恐れずに、何かにチャレンジしているから。
31 大丈夫、君は一人じゃない
「大丈夫」と言われると、なぜか安心しないか?それはこの三文字すべてに”人”という文字が入っているから。君の周りにはいつも応援してくれている人、信じてくれている人はいる。
だから何も心配せず、まっすぐに進めばいい。大丈夫、君は一人じゃない。
仕事編
03 崖っぷち、だーい好き
人は大ピンチの時ほど本気になり、自分の想像すら超える力を発揮できる。「崖っぷち」ほど、自分を成長させてくれる。
そのため松岡修造氏はいつも小さな崖っぷちをつくって毎日挑んでいる。
07 今日から君は噴水だ!
噴水は、喜びも悲しみも楽しさも悔しさもすべて一所懸命出し切っている。一つの所に命を懸けて、出し切ってみろ!
08 苦しい時ほど、笑ってごらん
つらい時、苦しい時は笑顔なれない。でもそんな時こそ「笑う」。明日は大丈夫、次こそは大丈夫と言いながら、笑顔とガッツポーズ。そうすることによって頑張る力や乗り切る力が湧いてくる。
09 トンネルから抜け出せ!動いて、動きまくれ!
トンネルの中で立ち止まっていたら、光は見えてこない。一所懸命動きまくれば、絶対に光が見えてくる。
10 失敗しても全然OK!
ベストを尽くした結果起きてしまった失敗なら「全然OK!」。失敗したら反省して、その経験を次に生かせばいい。
失敗するほど人は成長していけるのだから。
13 不平や不満は心を後ろ向きにさせるポイズン
不平や不満は、おいしそうな飲み物のようでも実は心を後ろ向きにさせるポイズン。不平や不満を言いたくなったら、大きく深呼吸をして体中の毒を吐きだそう!
13 不平や不満は心を後ろ向きにさせるポイズン
君が必要とされる時は、必ずやってくる。その時まで自分を磨いておこう。
19 緊張感、万歳!
緊張するのは君が「本気」になっている証拠だ。緊張を心から喜びプラスの力に変えて、本気を目の前のことにぶつけよう!
21 次に叩く一回で、その壁は破れるかもしれない
いつ結果がでるかわからなければ、途中で諦めたくなる。壁を破れるかどうかは、自分を信じれるかどうかにかかっている。
だから自分を信じてもう少しだけ頑張ってみないか。
23 後ろを見るな!前も見るな!今を見ろ!
何をするにも一所懸命。過去を振り返ると後悔したくなり、未来を考えると不安になる。だから今この瞬間に全精力を傾ける。
その積み重ねが未来の自分を作ってくれる。
24 反省はしても、後悔はするな!
成功も失敗も過去に起こった出来事は、すべて自分のベストを尽くした結果。だから反省しても後悔はしない。過去を受け入れれば、心も体も前を向ける。
27 カメはベストを尽くした。君はどうだ?
夢に向かうとき他人との比較や競争は必要ない。自分が決めたゴールだけを見てベストを尽くせばいい。夢を叶えたいなら、君もカメになってみないか。
松岡修造と言えば熱血で、いつも前向き。
でも裏を返せば、生まれつき決して消極的で強い心を持っているわけではない。常に前向きな言葉で自分を応援し続けて、心を強くしようとしてきた。
言葉には人を前に進ませる力がある。