大坂なおみが12日の自身のツイッターでサーシャ・バイン(34)コーチと契約を解消したと発表した。
ねえみんな、私はもうサシャと一緒に働くことはありません。私は彼の仕事には感謝しているし、今後の彼の成功を願っています。
大阪なおみがサーシャ・バイン氏とコーチ関係を結んだのが2017年の10月。そして2018年全米オープンを制するなどの躍進を遂げた。
それに伴いサーシャ・バインコーチは、女子テニス協会からWTA年間最優秀コーチを受賞。
2019年に入り最初のグランドスラムでもある全豪オープンで優勝し、世界ランキング1位に。
順風満帆と思われていた矢先の出来事。
今年の全豪オープンでは、バイン氏との練習時間が15~20分ほどと短かったりなど、いつも練習後に行うバイン氏のアドバイスも振り切ろうとしたことなどもあった。また、練習を予約したコートに現れず、違うコートで練習していたこともあった。
関係は冷めきっていた。
これは大阪からの意志で、自身の課題であるネットプレー、セカンドサーブの改良など、更に強くなるためのステップアップとしての関係解消とのこと。
すでに数人の後任コーチはリストアップしているみたいだが、世界にも衝撃を与えた。
フランスのスポーツ紙「レキップ」も、「ナオミ・オオサカはサーシャ・バインからもう指導を受けない」
イギリスの「BBC」も、「ナオミ・オオサカ、世界ナンバーワンがコーチのサーシャ・バインと離別」
オーストラリア「ニュース.com」は、「想定外のナオミ・オオサカの発表はテニス界を震撼させる」
と驚きの声が上がった。
みんなの声
バイン氏はツイッターで、
「ありがとう、なおみ。今後もベストだけを尽くしてほしい。自分をチームの一員にしてくれてありがとう」
と別れを告げた。