現在、女子世界ランキング1位の大阪なおみが27日に新コーチの就任をツイッターで発表した。
ジェンキンス氏は左端。
大坂なおみは、
「チームに加入してくれて感謝します。」
とコメント。
大阪は、昨年プレミア・マンダトリーに属するBNPパリバ・オープン優勝から始まり、日本人初となる全米オープン優勝を果たした。
今年に入り最初の四大大会でもある、全豪オープンでも優勝し世界ランキングは1位に!
だが当時コーチを務めていたサーシャ・バイン氏と関係を、全豪オープン後の2月11日に解消していた。
解消後、出場したドバイテニス選手権ではまさかの1回戦敗退を喫していた。
新コーチには、「成功よりも幸せを優先する」という価値観のもと、「ポジティブな考えを持っている」人物を求めていた。
現在34歳のジェンキンス氏は、米国協会の女子ナショナルコーチ。
ジェンキンス氏は元プロでシングルスでの最高世界ランキングは、1386位。
身長は180センチ、体重は77キロ。
ジェンキンス氏は2015年7月以降、4大大会通算7勝のビーナス・ウィリアムズの専属ヒッティングパートナーを務め、昨年末に契約を解消。
今年1月からは米国テニス協会(USTA)の女子コーチに就任していた。
当時ケガや病気で一時は低迷したビーナスを、ダイエット療法などの肉体改造に取り組み、復活を後押し。世界からもその手腕を評価されていた。
弟のジャーマー・ジェンキンス氏も、ビーナスの妹のセリーナ・ウィリアムズのヒッティングパートナーを2017年末から務めており、兄弟で「チームウィリアムズ」で働いていた。
大阪は新コーチのジェンキンス氏とともに、3月6日から開幕する昨年優勝したBNPパリバ・オープンをむかえることになる。