みなさんは綿貫陽介(わたぬき ようすけ)をご存じでしょうか?テニスをしている方は知っていると思いますが、綿貫家はテニス一家で長男の裕介、次男の敬介、そして三男の陽介と全員テニスプレイヤーです。
みんなジュニア時代から活躍していて有名なんですが、中でも三男の綿貫陽介が注目されています。
ジュニアの世界で世界ランキング2位まで上り詰めて、全米オープンジュニアでベスト4に入りました。
見た目でも注目されていて身長181cmでイケメンです。AKB48の高橋みなみがやっているミライモンスターと言う番組で高橋みなみもカッコいいと言っていました。女性ファンは要チェックですね!
デビス杯の練習で錦織と練習したときも、錦織が日本で1番のフォアハンドを打つと言っていました。サーブも200キロでます。
それもそのはずで、さっき紹介したテレビで両親が経営してるテニスクラブで兄と共にフォアハンドの球出しで1000球もボールを打ち込んでいました。
いま韓国の22歳でトップ20の新星チョンが元ジュニア世界ランキング1位(女子では杉山愛も)なんですが、ジュニアトップの選手はプロになっても上位にいく傾向があるので、綿貫陽介にも期待したいです。
プロフィール
国籍 日本
出身地:埼玉県
生年月日 1998年4月12日
利き腕 右利き(バックハンド両手打ち)
身長 181 cm
体重 65 kg
プロ転向年 2016年
経歴
ジュニア時代
両親が埼玉の春日部でグローバルテニスアカデミーというテニスクラブを経営していて、兄たちもテニスをしていたため3歳からテニスを始める。
高校は地元の春日部市立豊春中学校に入学。
2013年(15歳)
’13 全国中学生大会:単準優勝
’13 全国選抜中牟田杯:単第5位
’13 全日本ジュニア選手権 U-16:単ベスト8、複ベスト8
’13 関東中学生大会:単優勝
’13 関東ジュニア選手権 U-16:単優勝、複準優勝
’13 ITF兵庫国際:単ベスト8、複準優勝
’13 ITFフィリピン国際:単ベスト8、複優勝
高校は神戸の西宮甲英高等学院の通信コースに入学します。
2014年(16歳)
ジュニアグレード2のダンロップジャパンオープンジュニアでベスト4。
2015年(17歳)
グレード4の埼玉国際ジュニア優勝。
全豪オープンジュニアベスト32、全仏オープンジュニア1回戦敗退、ウインブルドンジュニアベスト16、全米オープンジュニアベスト32。
ダンロップジュニアオープンで準優勝。
かしわのフューチャーズで本戦2回戦、豊田チャレンジャーでは予選2回勝利するも3回戦で敗退。
2016年(18歳)
全豪オープンジュニアベスト8、全仏オープンジュニア1回戦敗退、ウインブルドンジュニアベスト8、全米オープンジュニアベスト4。
グレードの2のアルゼンチンカップで優勝。
グレード1のバナナボウルベスト4、グレードAのポルトアレグレ優勝。グレード1のナイキジュニア準優勝。
大阪世界スーパージュニアで優勝。全日本ジュニア選手権で単優勝、複準優勝。
ジュニア世界ランキングの最高位は2位
筑波MEIKEIオープンフューチャーズでいきなりのフューチャーズ初優勝!翌週の柏国際フューチャーズでも優勝。2週連続優勝の離れ業。
全日本テニス選手権では第13シードで出場し決勝進出。決勝では第2シードの内山 靖崇を 6-2 6-4のストレートで倒し18歳にして全日本優勝!ダブルスでも兄の裕介と組んで準優勝。
18歳での優勝は1989年17歳で優勝した谷沢英彦に次ぐ2番目の年少記録。
プロ
18歳
2016年(18歳)
プロに転向。10月の楽天ジャパンオープンに予選ワイルドカードで出場。予選1回戦で当時世界ランキング106位のベテラン、ステパネックに46 46で敗退。
神戸チャレンジャー、豊田チャレンジャーでは本戦2回戦敗退。
世界ランキングは587位
19歳
2017年(19歳)
2月の京都チャレンジャーでは本選から出場しベスト8。
3月の筑波フューチャーズではベスト8。
6月の日本のF7フューチャーズで優勝!フューチャーズ3勝目。台湾のF1で準優勝、F2フューチャーズ優勝。フューチャーズ通算4勝目。
世界ランキング430位に。
10月の楽天ジャパンオープンの予選に出場。予選1回戦で当時世界ランキング84位のポシュピシルに67 67と惜敗。
中国のチャレンジャーでは予選を勝ち上がり、本戦3回戦でダニエル太郎にフルセットで敗退。ベスト8。
11月の神戸チャレンジャーでは予選を勝ち上がり、本戦ベスト8。
世界ランキングは587位→343位に大きく上げる。
20歳
2018年(20歳)
3月の筑波フューチャーズで優勝。フューチャーズ通算5勝目。
4月のソウルオープンチャレンジャーで予選から本戦ベスト8。
プレースタイルと性格
性格
受け答えを見ている感じだとルックス通り好青年な感じです。試合に勝ってきて注目されてくるとテニスもきれいにしようとして不調になったみたいなんですが、泥臭く自分を表現するようになったら復調したみたいです。
本当は熱いタイプなのかも知れませんね。
プレースタイル
錦織圭が評価しているフォアハンドが大きな武器で、長身から200キロ前後のサーブも武器です。
コーチには松岡修造、イワニセビッチ、チリッチを育てたボブ・ブレットがいます。ボブはサーブが強い優秀な選手にしかコーチにつかないので、綿貫陽介には期待しているのだと思います。
まだ体の線が細いのでこれからさらに筋力がついてくれば、ワールドクラスの選手になるでしょう。
おもな成績
2013年 全国中学生大会シングルス準優勝
2015年 ウインブルドンジュニアベスト16
2016年 全米オープンジュニアベスト4、大阪世界スーパージュニアで優勝、全日本ジュニア選手権で単優勝、複準優勝、筑波、柏フューチャーズ優勝、全日本選手権優勝
2017年 京都チャレンジャーベスト8、フューチャーズ2勝、神戸チャレンジャーベスト8
2018年 筑波フューチャーズ優勝、ソウルオープンチャレンジャーベスト8
日本期待の綿貫陽介。2年後東京で開催されるオリンピックに出場するためには世界ランキング50位前後にいかないといけませんが、ポテンシャルは十分にあると思うので、どんどんチャレンジしていってもらいたいですね。