今年の全豪オープンの記者会見で今季限りでの引退を発表したアンディ・マレー。
ティム・ヘンマンの後継者として地元イギリスの期待を背負って、ツアーを戦い続けました。
そのマレーのウインブルドンでの結果はどうだったのか。
振り返りたいと思います。
アンディ・マレーのウインブルドン全成績
2005年(18歳)
3回戦、ダビド・ナルバンディアン(19位)
L 76(4)、61、06、46、16
2回戦、ラデク・ステパネク(13位)
W 64、64、64
1回戦、ジョージ・バストル(146位)
W 64、62、62
ウインブルドンではグランドスラム本戦初出場。初出場ながら3回戦まで勝ち進み、注目を浴びる。
2006年(19歳)
4回戦、マルコス・バグダティス(16位)
L 36、46、67(2)
3回戦、アンディ・ロディック(5位)
W 76(4)、64、64
2回戦、ジュリアン・ベネトー(55位)
W 76(5)、64、46、61
1回戦、ニコラス・マスー(33位)
W 61、64、64
3回戦で5位のロディックとの”アンディ”対決を制して評価を高めたが、続く4回戦で敗退。
2007年(20歳)
欠場
2008年(21歳)
準々決勝、ラファエル・ナダル(2位)
L 36、26、46
4回戦、リシャール・ガスケ(10位)
W 57、36、76(3)、62、64
3回戦、トミー・ハース(38位)
W 64、67(4)、63、62
2回戦、グザビエ・マリス(226位)
W 64、62、62
1回戦、ファブリス・サントロ(54位)
W 63、64、76(5)
2009年(22歳)
準決勝、アンディ・ロディック(6位)
L 46、64、67(7)、67(5)
準々決勝、フアン・カルロス・フェレーロ(70位)
W 75、63、62
4回戦、スタン・ワウリンカ(18位)
W 26、63、63、57、63
3回戦、ビクトル・トロイツキ(31位)
W 62、63、64
2回戦、エルネスツ・ガルビス(74位)
W 62、75、63
1回戦、ロバート・ケンドリック(76位)
W 75、67(3)、63、64
初の準決勝に進むが、ロディックに敗れ決勝進出を逃す。
2010年(23歳)
準決勝、ラファエル・ナダル(1位)
L 46、67(6)、46
準々決勝、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(10位)
W 67(5)、76(5)、62、62
4回戦、サム・クエリー(21位)
W 75、63、64
3回戦、ジル・シモン(32位)
W 61、64、64
2回戦、ヤルコ・ニエミネン(67位)
W 63、64、62
1回戦、ヤン・ハジェク(90位)
W 75、61、62
準決勝でナダルに敗れるも、2年連続でのウインブルドンベスト4。
2011年(24歳)
準決勝、ラファエル・ナダル(1位)
L 75、26、26、46
準々決勝、フェリシアーノ・ロペス(44位)
W 63、64、64
4回戦、リシャール・ガスケ(13位)
W 76(3)、63、62
3回戦、 イワン・リュビチッチ(33位)
W 64、46、61、76(4)
2回戦、Tobias Kamke(83位)
W 63、63、75
1回戦、ダニエル・ヒメノ=トラバー(59位)
W 46、63、60、60
2012年(25歳)
決勝、ロジャー・フェデラー(3位)
L 64、57、36、46
準決勝、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(6位)
W 63、64、36、75
準々決勝、ダビド・フェレール(5位)
W 67(5)、76(6)、64、76(4)
4回戦、マリン・チリッチ(18位)
W 75、62、63
3回戦、マルコス・バグダティス(42位)
W 75、36、75、61
2回戦、イボ・カロビッチ(59位)
W 75、67(5)、62、76(4)
1回戦、ニコライ・ダビデンコ(47位)
W 61、61、64
初のウインブルドン決勝へ。イギリス人としてウインブルドンの決勝に進出するのは、74年ぶり。
決勝の相手はフェデラー。結果は逆転負けで準優勝。
2013年(26歳)
決勝、ノバク・ジョコビッチ(1位)
W 64、75、64
準決勝、イェジ・ヤノヴィッツ(22位)
W 67(2)、64、64、63
準々決勝、フェルナンド・ベルダスコ(54位)
W 46、36、61、64、75
4回戦、ミハイル・ユージニー(26位)
W 64、76(5)、61
3回戦、トミー・ロブレド(29位)
W 62、64、75
2回戦、ルー・イェンスン(75位)
W 63、63、75
1回戦、ベンヤミン・ベッカー(92位)
W 64、63、62
2年連続でウインブルドン決勝へ。決勝の相手は、ライバルのジョコビッチ。
結果はストレートでマレーが勝利し、フレッド・ペリー以来77年ぶりとなる地元イギリス人によるウインブルドン優勝を果たした。
2014年(27歳)
準々決勝、グリゴール・ディミトロフ(13位)
L 16、67(4)、26
4回戦、ケビン・アンダーソン(18位)
W 64、63、76(6)
3回戦、ロベルト・バウティスタ・アグート(23位)
W 62、63、62
2回戦、Blaz Rola(92位)
W 61、61、60
1回戦、ダビド・ゴフィン(105位)
W 61、64、75
2015年(28歳)
準決勝、ロジャー・フェデラー(2位)
L 57、57、46
準々決勝、バセク・ポシュピシル(56位)
W 64、75,64
4回戦、イボ・カロビッチ(25位)
W 76(7)、64、57、64
3回戦、アンドレアス・セッピ(27位)
W 62、62、16、61
2回戦、ロビン・ハーセ(78位)
W 61、61、64
1回戦、ミハイル・ククシュキン(59位)
W 64、76(3)、64
2016年(29歳)
決勝、ミロシュ・ラオニッチ(7位)
W 64、76(3),76(2)
準決勝、トマーシュ・ベルディハ(9位)
W 63、63、63
準々決勝、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(12位)
W 76(10)、61、36、46、61
4回戦、ニック・キリオス(18位)
W 75、61,64
3回戦、ジョン・ミルマン(67位)
W 63、75、62
2回戦、ルー・イェンスン(76位)
W 63、62、61
1回戦、リアム・ブローディー(235位)
W 62、63、64
3年ぶりとなる決勝へ。決勝では、ラオニッチにストレートで勝利し、マレー自身2度目のウインブルドン優勝。
2017年(30歳)
準々決勝、サム・クエリー(28位)
L 63、46、76(4)、16、16
4回戦、ブノワ・ペール(46位)
W 76(1)、64、64
3回戦、ファビオ・フォニーニ(29位)
W 62、46、61、75
2回戦、ダスティン・ブラウン(97位)
W 63、62,62
1回戦、アレクサンダー・ブブリク(135位)
W 61、64、62
2018年(31歳)
欠場
ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)を主催する責任者のリチャード・ルイスは、同大会で2度優勝したアンディ・マレーの功績をたたえ、会場に同選手の銅像を建てる予定があると明かした。
【アンディ・マレー使用モデルラケット】